裏切られてばかりで人が、信じられない
回答 1
有り難し 20私は、人に親切にひとの役にたとうとお世話係をしたり車の運転してあげたりと人に尽く事をモットーにしてきましたが、気づくと利用されているだのお人よしです。お人よしのせいで親しくなた人にずけずけと嫌味を言われたりからかわれたりと結局は、いいように利用されたり裏切らます。
人が、信じられません。世の中は、正直者は、馬鹿を見るのでしょうか。
人に裏切られたり利用されてばかりで人が、信じられない。
お坊さんからの回答 1件
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こんな風に考えてみたらいかがですか
他人に親切にしよう。人の役に立つようにしよう。人に尽くすこと。
どれも素晴らしい菩薩行です。
但し、行いは菩薩であっても、心は醜い畜生であったり餓鬼であったりでは、せっかくの行いも台無しです。
仏教の十界のお話ですが、地獄、餓鬼、畜生、修羅、人間、天上、声聞、縁覚、菩薩、仏という十の世界があります。それぞれ例えば地獄は怒り、餓鬼は愚か、畜生は貪りのように瞬間ごとに変化する心の様子も表しています。戦争などは実際に地獄や修羅の世界そのままです。行動と心の二面から捉えることを考えると、例えばトイレ掃除をしている時、行っている掃除そのものは他人も気持ちよく使えるようにと素晴らしい行為ですが、もし、心の中で、誰か見てくれないかな、こんなに人の嫌がることをしているのに、ほめてくれないかなと思ったら、その心は餓鬼や畜生界です。本当なら、どうぞ、心地よくお使いください。ありがとうございます。ということであれば、行為も心も菩薩ということです。
モヤモヤさんのお気持ちも分かりますが、ここは、一旦考え方を変えましょう。そうすれば、今日までの行いはすべて良き出来事になりませんか。
相手がいなければ、布施行はできないのです。相手がいてこそ、人に尽くすことが出来るのです。ならば相手に感謝しかありません。させて頂くことができたと。
わたしたちも、皆さんのお陰でこうして、考えることもお答えすることのできるのです。ゆえに感謝しながらお答えしています。
菩薩というのは、自分も努力しながら向上し、かつ他人様のことも考えお助けしていくということです。遠き彼方で拝む対象ではなく、実は私たちの行いそのものが菩薩でもあり、時には餓鬼にもなったり畜生にもなったりするのです。
そして仏（死んだ人のことではありません。覚った方です）の心も備わっているのです。
最後に、極楽、浄土、天国、ユートピアとはどんな所？それは菩薩の集まりです。一人ひとりが、菩薩であったら、その場はどんなに素晴らしいところでしょうか。想像してみてください。みんなが互いに信頼しあい助け合い、そして笑顔です。それ以外に天国ってありますか。でも、今すぐにでも実現できますよね。みんながそのように思い行動すればです。
正直者が馬鹿を見るという考えも今日で終わりにしましょう。きっと世界が変わると思います。
