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母の死

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母が12月末の木曜日に亡くなりました。前日まで元気に過ごしていたのに信じられません。元気な母にはいつでも会えると思っていました。その週の月曜日の私のお休みに母に電話をするとこれから皮膚科にいくとのこと(遠いところに通っていたため、皮膚科に行く日は往復2、3、時間かかります)、私はだれかと話をしたかったので友達と約束をしてしまいました。母が皮膚科から戻って電話をくれたときには友達と会っていて、「ごめんね、友達と会っているんだ」と話して電話をきってしまいました。元気な母なので、またすぐに会える、冬休みも始まるし子供たちと会いに行けるという気持ちからそのまま電話をすることもなく、その電話が最後になってしまいました。どうして友達と約束をしてしまったのか、少なくとも夕方に母と「さっきはごめんね。友達と約束しちゃて」と話せたのではないかと後悔でいっぱいです。
母が皮膚科に通っていた理由は、2018年の夏くらいから徐々に髪の毛が抜けだし、去年の春くらいにはすっかり髪の毛がなくなってしまいました。病院で検査を受けても異常はなく、本人はいろいろな心配事があるのでストレスではないかといっていたので、いつも元気に動いていたので私も病気ではないと思っていたのです。本当はもっと母と一緒に大きな病院で検査を受ければよかったのではないかと後悔ばかりです。家で倒れてなくなったので、母が亡くなった原因がわからずとてもつらいです。
結婚してから子供ができてからは孫たちの面倒、たくさんの事をしてもらい、これから私が親孝行をしてあげたいと気持ちでは思っていましたが、何もできずにお別れになってしまいました。明るく元気で、小さなことにも感謝の気持ちでいられる母にもう一度会いたいです。、突然になくなった母、気持ちの整理ができません。今から私にできることは母のように誰にでも優しく感謝の気持ちを忘れないこと。子供たちを立派に育てること。私にできることがあれば教えてください。どうかよろしくお願いいたします。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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ムックさまの想い、お母さまに届いています

初めまして、こんにちは。

お悩み拝見させて頂きました。私も、祖母、父、妻を看取りました。祖母は実家で在宅介護で約7年近く寝たきりでした。私も父母の介護軽減をと考え、週末実家に帰り祖母の着替えやエンシュア(胃ろうの栄養剤)などをセットしていました。いつも通り、着替え、ディサービスの用意をして自宅に帰る前にまた来週来るからね!と祖母に声をかけると涙が流れていました。その頃、父は心筋梗塞の手術を受け入院中だったため、母と二人どうしたのかな・・?と話していました。父母で在宅介護。デイサービスを利用しながら母は夜勤、父は日勤と変則の生活。翌日、母が帰宅すると祖母は亡くなっていました。その連絡を聞き・・私もとても後悔をした事が御座います。

人の命は尊く、毎日が訪れる事と一緒で明日が来る保証はないのです。私たちの身体は様々なご先祖さまや父母の想いや願いが込められ、そして繋がっています。

亡くなったから終わりではなく、よく私はこうお話をさせて頂いております。生前愛した人の心に霊魂はスッと入り、共に歩んでいくと思っています。

祈りとは、純粋に手を合わせると時空をも超えご先祖さまがたも、側に来て祈る姿に微笑んでありがとう!と応えてくれるとも思っています。

親孝行・・きっと、残されたものが笑顔で過ごす姿が一番のご供養だと思います。辛く、様々な試練を乗り越える中で人生って冒険旅行と同じだな・・と思考を変えてみました。綺麗な景色や鳥たちがさえずる山があれば、険しい岩山が現れたり荒れた波の中を突き進む・・。そうして人生も様々なそれぞれが乗り越えられる試練を与えられ成長をしていきます。大切な人を看取り、新たな冒険旅行の地に見送る事は言い表せない悲しみです。思い切り泣いて泣いた後は、元気に笑顔でお過ごしください。お母さまもそれを一番願っていると思うのです。

純粋な祈りは必ず届きます。そして笑顔で過ごす事が何よりものご供養です。

亡きお母さまに心からお祈りさせて頂きます。

南無大師遍照金剛

合掌

あなたらしく未来ある人生を仕合せに過ごせますように。

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有り難し
おきもち

永寛
皆様、初めまして。ストレスの多い現代・・お寺とはご葬儀や法事のみではなく、...
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質問者からのお礼

永寛様

温かいお言葉、心から感謝いたします。
何もできなかったことに後悔ばかりしてしていましたが、私たちが笑顔で元気に過ごすことで親孝行ができるとおっしゃっていただき、みんなで元気に笑顔で過ごしたいと思います。今までは当たり前に思えたことも、すべては当たり前じゃない、元気に1日を過ごせるありがたさ、元気に年をとれること、全てに感謝しながら生きていきたいと思います。永寛様、本当にありがうございました。

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