不倫した妹のサポートを続ける母
以前、今の不倫が許せないと相談させていただきアドバイスをいただきました。ありがとうございました。
妹は子供の頃から、悪気はないのですが、人の気持ちがわからず自己中で学校や職場でトラブルがあり、特徴から発達障害ではないかと思っています。
姪が生まれてから約20年間、母が妹家族の毎日の食事や姪の送り迎えを引き受け、妹はその間、夜や週末に不倫を続けてきました。
今は父の介護も必要になり、1時間ほど離れた私が週末に帰り、母のサポートをしています。
ところが、ほぼ同居に距離に住む妹には、相変わらず母がサポートし、妹自身は父の介護にもあまり関心がなく、夜も週末も出かけます。
むしろ、妹の旦那さんの方が気にかけてくれます。
相変わらず奔放な妹を見るにつけ、また不倫が始まるのではないかと思い、せめて母にはもう毎日の食事の世話をやめてほしいと思っています。
母は、なにを考えてるのかわからない妹には幼い頃から気を使っているといい、思いやりや常識をおしえてこなかったことは自分の責任だといいます。
この20年の間、妹には、母をこき使わないでほしい、高齢の母を気遣ってほしいと何度も強く言いました。
妹は、その度に泣いて謝り、反省しているというのですが、すぐ忘れるのか、相変わらず母をこき使います。特性がもしれません。
妹になにを言ってもダメなので、母には妹のサポートから手を引いてほしいと言っているのですが、母はしんどいしんどいと言いながら妹のサポートをやめず、見ているのが辛いです。
また、いくら私がサポートしても、母がラクになることはなく、そのぶんの時間や労力やお金は妹へ流れ、虚しく疲れてきました。
母へも私の気持ちを伝えてますが、私に謝るばかりで行動はかわりません。
私がすべきことはなんでしょうか。アドバイスをいただけないでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
放っておきましょう。心の余裕を。
お母さんも妹も、あなたの所有物ではないので、あなたの期待に反して好きに生きる自由があります。
仏教的には、期待や執着は悩み苦しみの原因になると考えます。
期待してもそのとおりにならないのが現実です。
お母さんと妹さんの人生に、あなたが「こうなって欲しい」と期待することは、あなたの悩み苦しみを増やす原因になります。
あなたがあれこれアドバイスをすることは良いですが、頭の片隅に「まぁ、そのとおりにならなくてもべつに良いけどね」という冷静さと心の余裕を持ちましょう。
妹が不倫しても不倫しなくても、あなたはあなたで幸せになれます。
お母さんが妹のために苦労してもしなくても、あなたはあなたで幸せになれます。
心の余裕が大事です。
妹のために母が苦労していると言っても、実際には24時間すき間なく苦労しているわけでもないのです。
「辛い辛い」と言いながらでも、お笑い番組を見て笑う時間があるとか、それで人生けっこう幸せです。
心は瞬間瞬間ごとに新しい場面。
1秒前の苦労は横に置いといて、今の瞬間はリラックスする。
それが「心の余裕」です。
質問者からのお礼
願誉浄史さま
私の悩みをお気に留めていただきありがとうございます。
いただいたお言葉、わかってるはずなのに、改めて納得させていただきました。
私が父を、母を、姪たちを、助けなきゃというエゴに取り憑かれてるのかもしれません。
状況がよくないことをただ見ていることも、学びと思い、少し心を切り離したいと思います。
深呼吸できました。
どうもありがとうございました。