「性別:どちらでもない」は許されるか?
私は自らの性別に違和感を抱えております。
第二次性徴で成長した女性の体、女性向けの服装、自分自身が女性たちとして扱われることに嫌悪感を感じながら過ごしております。
かといって男性として生きたいというよりは、男でも女でもない人間として生きていきたいと思います。
しかしながら、この社会ではいずれかの性別で生きる事を求められます。
仏教も戒名が男女で分かれていたり、数珠の形など性別で違いがあるようですが、「どちらでもない」という状態は仏教において許されるのでしょうか?
それとも、どちらかにならなければいけないのでしょうか?
自分自身の生き方は自分自身で考えていきたいと思います。
ただ、私はこれから先仏教に帰依したいと考えております。
生まれた性別とは別の立場で生きていきたいという人間が関わってよいのでしょうか?
宜しくお願い致します。
お坊さんからの回答 2件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
ジェンダーレスな社会になって、自由な表現で認め合いたいね。
もちろん。どんな あなたでも。
あなたは あなたとして。私は私として。
光り輝いていると、もぅすでに仏様に願われている いのちなのですよ。
凄いですよね〜仏様のおはたらきは。
私が気づく前から、私が何者かをちゃんと知っていてくださるのですよ。
私が涙する時も、私が苦しい時も、大丈夫とそばにいて喚んでくださるのですよ。
あなたは、あなたのままで、素晴らしいと。
私もね、仏様(阿弥陀さま)に何度も支えてもらっていますよ。
今は、「どちらでもない」が欄にあったり、わざわざ聞く必要性がないと、尋ねない場も増えてきました。
ジェンダーレスな社会になって、自由な表現で認め合えるようになればいいよね。
阿弥陀さまのように(﹡´◡`﹡ )
なもあみだぶつ
仏教は性別を超越しています
性別、気にしなくていいです。なかなか生きてくのは難しいですけどね。生まれたときの性別とは異なり、男として生きてくのがほんとはいいのでしょうけど。それがなかなか踏み切れない。大変ですね。
今はどっちでもないジェンダーレスの生き方もありです。けれども社会生活を送る上では、いろんな場面でどちらかを求められます。パスポートだとか、そんなときに女性として登録するか、戸籍を変えてから男性として登録するか、思い切りが必要です。
仏教の世界では仏さま自身は性別を超越した存在なので気にする必要はありません。観音様なんてまさに中性的存在ですものね。そのまんま、仏教に帰依していただいて構いません。私の性善寺でもそういう方は居られます。戒名は男女で違いますのであなたの求めるものをお付けします。そこで性別なしと言われたら少し困ってしまいます。けれども修行をして僧侶になる覚悟があるなら性別なしの戒名も付けることができます。少しハードルは高いですけどね。
いずれにせよ、自分がどうしたいかをまずはきちんと決めてください。現在の社会では女性が不利なので、そこから逃れたいという方は多く居られます。女性から逃れたいだけなのであれば考え直す必要があるかもしれません。男性になりたいのならハードルはありますが今は可能です。
そこまで求めていないなら、性別なしで生きていきたいというなら、まだ障害はたくさんあります。少しずつ理解を得られるように私たちも努力してますので、いつかは可能になると思います。戸籍上は女性のまま社会生活は中性的に生きている方は沢山居られますけどね。ですから可能です。大変でしょうけど頑張ってください。仏さまは見守ってくれます。
けれども性別を決めないまま、中途半端なままでは、仏教的には許されても、社会生活を送るうえでいっぱい障害が出てきますよ。よく考えて下さいね。
質問者からのお礼
お返事ありがとうございます。
いただいたお言葉を我が身にしっかりと焼き付け、これからの自分自身の歩むべき道、そして似たような悩みをお持ちの方に対して自分に何ができるか、考えていきたいと思います。



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