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オカメインコの死

回答数回答 2
有り難し有り難し 32

先日24年飼っていたオカメインコが空に帰りました 最後の2日間一時も人と離れたくないと縋る彼をお腹に乗せて一緒に眠りました 仕事が休みだったので日中もずっと抱っこしてました 最後の日私が仕事に行っている時に母の手の中で逝きました 歳を取って病気がちになり何度も病院にいき薬も嫌がらずに飲んでくれました 彼も寿命を燃やし尽くして死に私も出来ることは全てやったと思っています でも頭では冷静な位理解していても心がどうしても彼を求めて苦しいのです 毎日涙が出ます これは自分の執着心であることも解っているのですが… どうしたらこの気持ちを落ち着かせらせるのか とりとめのない内容で申し訳ありません


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

祈りは必ず届きます。

初めまして、今日は。

大切な家族の一員、ペットを亡くされ深い悲しみの中から抜け出せない思いはとても心に伝わります。

生きとしいきる全てが通る道。それを頭では理解していても・・解せない事は私も大切な妻を看取り強く思った事です。人も、犬も、猫も・・全て、この世に生きるものに回向というものは届きます。そして、私たちの”命”を生かして頂く為に大切な命をお捧げになられている牛さんや豚さん鳥さんには尚更、心からのご供養を忘れないように手向ける事は忘れてはならない・・そう思って毎朝晩のお勤め時に、お経、蜜厳院発露懺悔文とご一緒に水子様、ペット様、家畜様のお命に感謝をさせて頂いております。

インコちゃんも、あなたの大切なご家族として縁があり共に人生を歩みお命を全うされました。今は”命の時間”を我慢せずに、共に寄り添い思い涙を流して下さい。四十九日とは、生前愛してくれた人の心に霊魂がスッと入って・・その命の時間を共に過ごし、共感をし過ごす大切な時です。お互いが、もう大丈夫と思った時にそれぞれが新たな人生のストーリーを歩み出すのです。それが四十九日何だろうなと思っております。

純粋に祈れば、大切な家族やペットもすぐ側に来て祈る姿に微笑んで応えてくれます。

ご供養とは、お金を掛けて立派にする事でもなく、立派な仏壇を購入する事ではありません。そこに心がなければただの箱になってしまうのです。

無理なく継続して純粋に祈る事、笑顔で過ごす事がご供養の本来の姿です。今は命の時間を大切にして過ごし、笑顔になって過去でもない、未来でもない、この瞬間を生きてください。そして、いつかは彼岸(あの世)に私たちも生きます。その時に沢山心に刻んだアルバムを開いて想い出を教えて上げてください。私もいつか亡き妻に沢山の想い出を語り抱き締めて上げます。

心からインコちゃんに・・

南無大師遍照金剛

合掌 礼拝

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有り難し
おきもち

永寛
皆様、初めまして。ストレスの多い現代・・お寺とはご葬儀や法事のみではなく、...
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いつも寄り添っていてくれます

拝読させて頂きました。あなたの大切な家族であるその子が亡くなられてあなたは深い悲しみ喪失感そしてさみしさの中にあるかと思います。亡くなられたことを受け入れることも今はできないでしょうし、いまだに信じることもできないのではないかと思います。あなたのお気持ちをこころよりお察し申し上げます。
その子はあなたやご家族の皆さんと一緒に一生懸命にその人生を生き抜いていかれたのかと思います。あなたや皆さんと仲良く慈しみあい喜びあい慰めあい幸せに生き抜いていったのではないかと思います。その子は本当に自分の生命を全うしていかれたのでしょう。
その子が必ず仏様に導かれ仏様のもとであなたや皆さんとご縁のある方々やご先祖様方にも優しく迎えられてこころから安心してくれるよう仏様にお願いして真心こめてご供養申し上げます。南無阿弥陀仏なむあみだぶつ
あなたも悲しみは尽きないかとは思いますがその子が仏様に救われてこころから安らかになります様お願いなさりこころからご供養なさって下さいね。
またあなたのその思いをありのまま仏様やその子にお伝えなさって下さい、さみしい思い悲しい思いをそのまま真心こめてお伝えなさって下さいね。
あなたの思いは仏様やその子に必ず届いていきます。その思いを仏様もその子もありのまま受けとめて下さいます。
その子はこれからもいつでもあなたやご家族の皆さんを優しく見守り続けて下さいます。あなたを慰め励ましてこころに寄り添って支えて下さいます。
あなたとその子とのご縁はこれからもずっと永遠なのです。
あなたもその子と共に生きてきたこと、そしてこれからも生きていくことにどうかこころのよりどころになさって下さいね。いつでもその子はあなたの心の中心にいるのです。
いつの日かあなたがその天寿を全うなさる時には必ず仏様そしてその子があなたを優しく導き迎えて下さいますからね。そして共に喜び合うことでしょう。
繰り返しとなりますが、その子はあなたと共に幸せに生き抜いていったのです、そしてあなたもその子と共に幸せに生きているのです。そのきずなをどうかこれからも大切になさりあなたもご家族の皆さんも仲良く幸せに生きて下さい。いつのその子が寄り添っていてくれますからね。

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有り難し
おきもち

Kousyo Kuuyo Azuma
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラ...
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質問者からのお礼

回答頂きありがとうごさいました お二方の回答を読みながらまた号泣してしまいました 本当にその通りですね 生きている時も私が泣くとピィーピィーと鳴いて心配してくれる子でした 今も心配させちゃってるかしら 今はまだ涙が出てしまうけどその後また泣いちゃったねと笑いかけるようにしてみたいと思います そして私の寿命が尽きたその時再会してどんなに愛おしく思っていたか伝えたいと思います 心が少し軽くなりました本当にありがとうごさいました

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ