人生に行き詰まりを感じる
初めて相談させていただきます。
私は大学を卒業後、就職したのですが4年と少しで体調を崩して退職してしまいました。その就職先が自分に合わなかったと思ったのと、ブラックの気風を感じたためです。
その後、半年弱ほど無職をしていましたが、就活のアドバイザーの勧めもあり、まずは働くことに慣れるために、今は週4日7時間のパートで 3ヶ月ほど働いています。業種は前職とは全く違う業種ですが、以前から興味のあった業種です。
働くことに慣れたら、いずれはまた正社員として働きたいのですが、働くことに対してなかなか慣れず、今でも休日には疲れがたまってぐったりしてしまいます(先日も風邪のようで、欠勤してしまいました)。そのため、身体的・精神的に正社員で働きたいと思えないのが実情です。
前職では昼抜きで朝から晩まで働くこともあり、休みの日に無給で仕事を持ち帰ったり勉強することも多々ありました。昔はそういうことにある程度の価値を見いだせていましたが、今は価値を感じることができません。今は時給は最低賃金で働いていますが、時給に見合う以上の高度なことに挑戦しようとかもっと勉強しようとか思うことができません。しかし正社員で働くということは、そういう心がけが必要なのだと思います。
あらためてよく考えてみると、前職がブラックだったといっても、世の中でまかり通ってるほどのブラックではなかったと思っているし、体調不良といっても最近は断薬できているので重症ではないし、結局はただの甘えなんじゃないかと思っています。
20代後半で、きちんと働ける友人もいる中、こんな風に甘え、停滞している自分の人生に対して、不安・行き詰まりを感じています。
趣味はありますが、それで人生や人間関係が豊かになるわけでもなし。信頼できる友人はいますが、彼女らがお金を貸してくれたり適職を斡旋してくれるでもなし(そもそも友人にそんなことを期待するのはお門違いだと思います)。
前職での蓄えがあり、実家暮らしで出費が多い方でもないので、急に貯金が減るわけでもないことが甘えに拍車をかけていると思います。
思えば中学時代のトラブルが上手く消化できず、今すぐにどうとか、激しい感情ではないけれど、ぼんやりと「死にたい」と思い続けたこの人生。これからどう生きるか、迷っています。
お坊さんからの回答 1件
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枠にはまらず、物事に大切な心をとらわれずに
初めまして、今日は。
心からの不安を拝見させて頂きました。
かつて、パナソニックやソニーの代表と一緒に有名なhondaの代表である本田宗一郎さんという亡くなって何年と立つ方がランクインするほどにこういう上司の元で働きたいというランクで上位にランクされています。
会社のために働くのではない。自分の人生を楽しむ為。自分の為に働け!
そう、本田宗一郎さんは語っていました。遅咲きの人生。時に何百億と言う借金をして、従業員にお給料を払えない時もあり泣きながら土下座をして彼は素直に包み隠さず話をして誤りました。従業員からはその姿にすすり泣く方が多かったというお話を聞いた事があります。その出来事に諦めず立ち向かったからhondaは今があるのです。
正社員という枠や、周りがこうだから・・という事にとらわれてはいませんか?大切な自分の心をうばわれてはいませんか?頑張るから継続が出来ずに倒れるのです。私もかつては無理に周りに合わせ、周りから頑張れ!と言う言葉を散々掛けられ・・こんなに頑張っているのに何故?と疑問にも思いました。
思考を変え、頑張る事、闘うことをやめました。妻を看取り、子ども達優先の派遣で働きました。大きく育った次男からは”あの時、楽しかった”と言われ、間違ってはいなかったのかな?と思っています。ほどほどが全てに当てはまります。仕事は仕事!会社を出たら仕事モードをOFFにして、自分の時間を大切に過ごして切り替えをして見てください。
会社が、学校が、人生を保証し仕合せにはさせてはくれません。頑張り、無理をして大切な心を壊してしまったら絆創膏で心を治す事は出来ません。
人生は長い冒険旅行と思います。ちょっと立ち止まっても長い人生の物差しからすれば僅か数ミリです。宿命は変えられませんが、運命や人生はいくらでも描き変えられます。仕合せも一緒です。あなたが決めるのです。そして職場ではあなたの代わりが居ますが、人生はあなたの代わりはいません。
アルバイトでやりたい事をゆっくりステップアップして、目標に無理なく向かって見てください。時が移り変わる様に、留まらず自分に合った道が開けます。結果を急いで求めず、あなたにはあなたの良さがあります。あなたらしく人生と言う冒険旅行を仕合せに歩めますように、心からお祈り致しております。
合掌
質問者からのお礼
ご回答ありがとうございます。
そうですね。とらわれずに、目の前のことにまずは集中ですね。
心の軽くなることばをありがとうございました。