お坊様のメンタルと御仏の教え
それを聞いてどうするんだ?という内容ですが、少し気になっていたので質問いたします。
仏教の考え方を学び修業を積んでいるお坊様は、憎悪・怨嗟などの気持ちを制御することに長けているのだと私は想像しております。
そこで、極端な例ですが「お坊様の大切な方(子供や配偶者、親兄弟…)が通り魔に襲われて命を落とす」といった非常に理不尽な出来事が起こっても、お坊様は御仏の教えに照らし合わせて心を落ち着かせ、前向きに生きていくことができるでしょうか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
「ぶっ殺してやる!!」って。。。
"理不尽な出来事が起こっても、お坊様は御仏の教えに照らし合わせて"
まさか。
間違いなく「ぶっ殺してやる!!」ってなると思います。
しかし、本当にそれを実行できるかどうかは【縁】次第。たぶん、僕の仲間のあの人もこの人も、僕をボコボコにブチのめしてでも止めてくれちゃうんじゃないかなぁ〜と思います。
知らんけど。
ただ、そんな自分を断じて肯定はしません。
でも絶対に本当に辛抱できないと思います。
少なくとも、怒りは煩悩だと知っている
お坊さんには、少なくとも、怒りが煩悩(悩み苦しみの原因になる)という知識はあります。
だからと言って、怒らないかと言われれば、そんなことはありません。
悟り(煩悩が消えていく)のステップは4段階あるそうです。
仏様や阿羅漢と呼ばれる方々は、悟りの4段階目まで到達し、全ての煩悩が無くなっています。
で、怒りの煩悩が完全に無くなるのは、悟りの3段階目に達したときらしいです。
私なんか、まだ悟りの1段階目にも達していないですから、怒りやすい性格です。
ただ、たとえば発展途上国の子供達は、下痢で命を落とします。
なぜかと言うと、「石鹸で手を洗う方が清潔だ」「水は沸騰させて飲んだ方が安全だ」という保健衛生の知識が無いからです。
石鹸で手を洗うだけで全ての病気を防げるわけではないですが、それでも、石鹸で手を洗った方が良いと知っていることは重要なのです。
質問者からのお礼
転落院 様、願誉浄史 様
ご回答いただき、ありがとうございます。