騒音を出す上階一家に対して怒りを鎮めたい
分譲マンションに8年住んでいます
上階の子供の走ったり飛び跳ねる足音が毎日ドスンドスンドタバタドンドン聞こえてきて、音に対して敏感になってしまい、辛いです
上階にはこれまで管理人を通してや直接注意にいきましたが、男の子2人なので仕方がないだろう!という態度でした
私にも子供ができたらわかるだろうと思いましたが、子供が一歳になり歩き出しても防音マットを二重に敷いたり、元々おとなしいのもあり、全然上階の気持ちがわかりません
今では些細な音がすると気になって止まらなくなり、上階に対する怨念でいっぱいでこのまま子育てしてはいけないとおもいます
上階に対して憎む心を少なくするにはどうしたら良いのでしょうか?
分譲なので、引っ越すつもりはお互いにありません
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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慣れるという面もあります
騒音の問題は厄介ですね。やっぱり静かなのがよいです。私自身、隣の家まで100mくらいという環境で18歳までを過ごしましたので、静かじゃないと辛かったです。
ただ、その当時でもカエルの鳴き声がとてつもなくうるさかったです。隣の家まで100mっていうことは周りは田んぼということで、当時はトノサマガエルが山ほどいたので本当にすごい騒音でした。
そんな田舎から私鉄沿線に引っ越しし次の日になるまで電車が通るところに住みました。最初は辛かったのですが、すぐ慣れました。その後、大通りに面したところに引っ越し、深夜までうるさくて、ここはこたえましたがそれでも慣れました。
お互い引っ越しはしない、ということですから、相手さんが絶対変わらないわけでもないでしょうが、あなたが気持ちを切り替えて慣れる必要もあるでしょう。
仏教のお経のなかでいいますと、維摩経というお経のなかに参考になる話が出てきます。静かなところでしか座禅できないというのはいけない、娑婆の喧騒のなかでこど心を平静に保って禅を行うべきである、というお話しです。
諦めろ、みたいに聞こえるかもしれませんが、相手には男の子が二人いる以上、まったく騒がないというのは難しいと思うんです。引っ越せないなら、騒がしさへの考え方を変えることで対処するのがよいと思います。
執着は悩み苦しみの原因
残念ながら、よくあるマンションのリスクですよね。
騒音が苦手なら、最上階か一戸建てに引っ越すしかないと思います。
子供に走るなと言っても無理ですからね。
うちのお寺は天井裏で動物が走りまわったり、おしっこしたりしていますし、電車が近くを通ってテレビの音が聞こえにくいときもありますが、それが普通だと思えばどうってことはありません。
あなたも、「それが普通だ」と思うか、ガマンできないなら引っ越す方が良いでしょうね。
「引っ越したくない」は執着の煩悩です。
「静かにしてもらいたい」も執着の煩悩です。
執着は悩み苦しみの原因になります。
こだわりを捨てた方が楽に生きられます。
世の中、全てが期待どおりにいくことはあり得ないのですから。
あと、過去を引きずると怒りが倍増します。瞬間瞬間ごとに新しい人生だと思いましょう。
「昨日も一昨日もうるさかった」と思うと憎らしくなりますが、もしも、今日初めてうるさかっただけなら、あまり気になりません。
過去は記憶データにすぎないのです。
記憶データで感情を刺激しないように、今・ここの現実だけを見ましょう。
今の瞬間だけなら、堪えられないほどの爆音ではないはずです。
質問者からのお礼
ありがとうございます。
早く慣れたいです。
音はそのままにそこにあるものとして、子供とはこういうものだと納得できない自分がもどかしいです