一生彼と添い遂げる為の心得をください
4年前に離婚をし、その後は男性とのお付き合いもなかったのですが、昨年の秋に知人の紹介で3歳年下の彼と出会い、出会って一週間後に「結婚を前提として付き合ってください」と彼から言われました。
私としては、彼に魅力を感じていなかったので、すぐに結婚を想定してはいませんでしたが、いい年だし、せっかく頂いたご縁だしと思って、交際を始めることにしました。
付き合ううちに、トキメキはないけど、彼といると穏やかな気持ちでいられる、そういうのが上手くいく結婚なのかもしれないと思い始めていました。また、離婚を経験し色々学んだことから、思いやりと適度な距離感を持って付き合っていく為には、こういう少し冷静な気持ちがあった方がいいのだという思いもありました。
トントン拍子に話は進み、先月からは同棲を始めました。彼は、家事などにも積極的で、私と過ごす時間を大事にしてくれていますし、今後の家庭を作っていくことについても積極的であるように見えます。
しかし、決定的な欠点がない彼との結婚、幸せいっぱいなはずなのに、なぜか手放しで喜べない自分がいます。
彼は「結婚がしたい」だけで、「私と結婚したい」わけではないような気がするのです。
もちろん、私が彼の中のある一定条件をクリアしたからという理由はあると思うのですが、憧れの車を買うのと同じような感覚で、彼の理想の人生の中に「結婚」があって、それを手に入れたいだけなのではないかと思う節があるのです。
飽き性である彼が「結婚」にいつか飽きた時、今してくれている事をしてくれなくなった時、それでも私は彼を愛せるか?自分自身が不安です。それは、私が未だに彼に魅力を感じていないからです。どこか冷酷なところがあり、純粋な部分がない通俗的な人だと思います。でも相手は自分の鏡。私もそういう人間なのだろうと思う気持ちもあります。
先日妊娠していることが分かりました。
39歳ですので、もうそれほど妊娠可能な時間もない中、授かることができて本当にうれしく思っています。これで良かったんだ、運命なんだと言い聞かせています。努力して彼と、生まれてくる赤ちゃんを幸せにしたいと思っています。
私はどんな気持ちで、これから彼との生活に向き合い、家庭を作っていけばいいか、この頭の片隅にある不安をどうやって拭えばいいのか、一生彼と添い遂げるための心得とアドバイスをお願いします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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夫婦とは?
初めまして、お早う御座います。
私は妻を病気により、看取りその後・・ご縁があった方が過去に生き、絶望の中から私を救い出そうと後押しをしてくれましたが、先週で9年目となる震災で失いました。
愛とは、お互いを理解して労わって、支えて協力し合って・・見返りのない愛を与える事であり・・それらを継続する事が、夫婦だと思います。そして、初めて会ったあの日の出来事や、お付き合いをして結婚を考えたあの日の出来事を忘れぬように時々、夫婦でその心の中にあるアルバムを開くことがとても大切だと思いました。
母の亡きお兄さんの長女、その彼が全身転移の癌で余命がいくばくもありません。懸命に介護をされ、手を尽くしもうすることがなく・・残された時間をどうするのか・・考え、結婚を決めました。介護ベッドを借りて、訪問看護や入浴を使って、いつその時が訪れても大丈夫なように、かつて私が妻と毎日を大切に歩んだように悲しみの中ではなく、心から寄り添って”二人で笑顔”で些細な事でも笑い合って過去でもない、未来でもない、一度しかない今を二人らしく過ごしております。
人生とは、生まれたスタートと、辿り着く場所が全て一緒で違う事はそれぞれの生きたストーリーです。人生とは長い冒険旅行と一緒です。自由に描き演じ・・自分自身も、人生も運命もいくらでも変えられます。起こっていない出来事を考えるとそれが不安になり心配になるのです。それよりも、新たな人生と言う冒険旅行に挑もうとしているのです。結果をすぐに慌てて求めようとはせずに、焦らずに、彼と一緒に育んで二人の愛という花を散らさず枯らさないように育てて見てください。
そして頑張ろうとせずに、全てに当てはまる”ほどほど”であなたにだけしかない良さがあります。そしてあなたらしく笑顔で彼が飽きない安心して皆んなが過ごせる”居心地の良い家庭の場”を作って見て見ませんか?彼も、あなたと共に歩む人生を描いているのですから・・。
この出来事から気づきを与えて頂けたのです。ご縁を沢山繋げて頂けたこと、恐れずに逆らわずに、彼とお腹の中の二人の願い・想いが込められたお子さまとあなたと3人で、それぞれらしく人生と言う冒険旅行を仕合せに歩めますように。心からお祈り致しております。
合掌
質問者からのお礼
一度しかない今を大切に、日々を焦らずゆっくり重ねていこうと思います。
心が落ち着きました。どうもありがとうございました。