仕事における責任について
仕事で責任という言葉を聞くと重く受け止めてしまい、萎縮してしまいます。
またこれまで責任者達が大変そうなのを見てきて自分には無理だ、絶対やりたくないという思いもあり、責任者に任命されそうになる度にずっと断わってきました。
ここ数年責任者を打診されてますが、断り、逃げ続けるのが、さすがに難しい年齢になってきたので苦しいです。
皆さんどうやって責任者という職務を全うしているのか不思議なほどです。
笑われるかもしれませんが責任を取る=切腹とまで考えが及びます。
責任者を引き受けるべきでしょうか?
人と比べて、自分はできていないことでよく落ち込む
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
落ち着いて一つずつ丁寧に
こんにちは、以前も一度回答しました。
また、ご縁がありましたね。
「逃げ続けるのが、さすがに難しい年齢になってきた」と仰る背景もあるのでしょう。しかし、ご自身でもこのあたりでステップアップを、という意欲も幾分あるのではないかと感じました。
では、責任者とはなんだろうかと考えます。
責任を持って監督するから責任者ですし、責任を取るから責任者というのでしょう。
今までは自分の役割だけを果たしていけば良かったものを、色々な人の動きを全体的に見ていく視座が必要になる点で責任者という立場は新しいでしょう。しかし、今までと全く違った業務内容をするわけではないのですよね。むしろ、今まで積み上げてきたものがあるからこそ、全体をこのようにしていけば一通りできるという流れが分かっているのだと思います。後は、立場への慣れと、コミュニケーション、決断する力でしょうか。
ただ、いきなり経営者レベルの孤独な采配が求められるのでもないでしょうから、上司と相談しながら徐々に積み上げていけばいいのでしょう。また、自分としては一生懸命やるけれど、オーバーペースになり過ぎないようにバランスをとっていく必要もあると思います。責任問題についても、上司と相談しながらで責任を分散させていく如才なさも必要かもしれません。「切腹」レベルで一人気負ってしまうのは失敗の元だと思います。
前回も申し上げましたが、いきなり山の頂上に達することは出来ませんが、一つ一つ丁寧にやっていくことで、千里の道もいずれ踏破できるでしょう。
あなたのステップアップを応援しています
質問者からのお礼
二回目のご回答ありがとうございます。
たくさんのお坊さんがいるなかでご縁を感じます。
自分としっかりと向き合い、もう少し考えてみます。