あなたのお父さんは地獄に落ちた
結婚して10年近く経ちますが、普通と違ってたのは嫁方が新興宗教一家だった事です。宗教も知らずに何も考えずにその新興宗教に入りました。それから今に至り強い因縁などと言われ続け、2年前に実父を亡くしました。あなたの先祖は皆地獄に落ち、あなたのお父さんも地獄に落ちたと言われました。だから宗教活動を積極的にしろと言います。こんな宗教心底辞めたいのですが、私が逃げれば子供を捨てる事になります。聞きたいのは、私の父は地獄に落ちたのか、悪いのは私なのか、先祖は皆地獄に落ちたのか、どう生きればいいのか?です。この宗教には聞く気になりません。どうか、教えてください。はじめての質問なので乱文をお許し下さい。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
他人の来世はわからない。気にする必要はない。
来世は、はるか昔からの無数の前世の業と、死ぬ瞬間の精神状態がからまった結果で決まると思います。
なので、他人に断言できるようなものではありません。
また、あなたのせいで家族が地獄に堕ちるというのは考えにくいです。
各個人の行いによりますから。
ただ、浄土宗では、経典の記述を根拠に、南無阿弥陀仏と念仏を称(とな)えて極楽浄土への往生を願う人は、誰でも極楽浄土に往生できると説いています。
考えてもわからない来世のことは、「極楽浄土に往生できる」と考えて、二度と心配しないで暮らせば良いと思います。
余談ですが、浄土宗は、来世(死後)のことばかり考えている暗い宗派だと思われるかもしれませんが、むしろ、二度と来世の心配をする必要がないのだから、この世での生活に集中できると思います。
ということで、新興宗教の脅し文句を気にする必要はないと思います。
胡散臭いですね
他人のことを「地獄に落ちた」と断言する人はどんな人なんでしょう?
地獄を見てきたのでしょうか? 証明はできるのでしょうか?
『「先祖が地獄に落ちた」から「宗教活動を積極的」にする』という論理が正しいのであれば、『「宗教活動を積極的」にする人の「先祖は地獄に落ち」ている』んですね。
かわいそうですね。
私は上記の論理は正しいと信じておりません。
そんなもの誰にもわからないのです。
だから、人間は想像するしかない。
自分が、周りが、全体が、幸せになれることを想像して、信じることが大切です。
地獄に落ちたと信じて、色んな人が救われるならばそうすると良いでしょう。
成仏できたと想像して、一歩を踏み出せるのならば信じる価値があるでしょう。
何を想像して、何を信じることがあなたを幸せにするか。その一点が重要なのです。
自分の想像を押し付けてくる人間は、信用なりません。
「あなたの頭の中ではそうなんですね」と心の中でつぶやいて、聞き流すのが良いかと思います。
質問者からのお礼
ありがとうございます。今後も私を脅す新興宗教と付き合わねばならないのですが、救いのお言葉を頂き感謝申し上げます。現世の地獄の淵に生きていかねばなりませんが、有難きお言葉を糧に強く生きて参ります。