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戦争で亡くなった人達

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おはようございます。コロナで大変な中ですが、戦争で亡くなった方達の事について質問させてください。

休校中で子供と日本史の勉強をしています。第二次世界大戦についての動画を観ました。あまりにも想像を絶する内容で、改めて今まで私はきちんと戦争について考えてこなかった、と思いました。

私は元々感受性が強く、感情移入してしまう事がよくあります。実際に悲惨な戦争の歴史を見ていたら、戦争で犠牲になった人達を思って、とても苦しくなってしまいました。コロナという大変な事態ではありますが、今こうして慎ましくも幸せに生きている事が、申し訳ないような気持ちにもなります…。考えすぎて辛いです。

戦争で犠牲になった人達の魂は、仏様に救われて今は安らかでいると思っても良いでしょうか?


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お坊さんからの回答 3件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

仏様は全ての方々を救って下さいます

拝読させて頂きました。
あまたの戦争によって本当に沢山の方々が直接的にも間接的にも亡くなられました。その事実を私達は決して忘れること無いように日々しっかりと過去を知り学んでいくことが必須だと思います。
私達が知っている以外にも本当に沢山の悲劇や虐殺や残虐非道な考えや行為が行われました。そして普通の人々がそのようなことをしていったことを知ることが大切かと思います。

私は毎朝本堂でお勤めの中で必ず仏様にお祈りする中で「無始よりこのかた戦災に伴いお亡くなりになられたあまたの霊位、震災によりお亡くなりになられたあまたの霊位、太平洋戦争・第一次世界大戦・第二次世界大戦・満州事変・南京等大虐殺・東京等大空襲・硫黄島沖縄戦・原爆により亡くなられた方々等諸精霊位、そして東日本大震災・阪神淡路大震災・台風豪雨災害等によりお亡くなりになられた方々等諸精霊位」が必ず仏様に導かれて一切の苦しみや恐怖や不安から仏様に救われて、こころから安らかになります様仏様にお願いしご供養させて頂いております。
最近ではコロナウイルス感染症にてお亡くなりになられた方々等諸精霊位が仏様に速やかに救われます様にと共にお祈りさせて頂いております。
仏様はあまた全ての方々を何の差別や偏見もなく平等に救って下さり、皆仏様に導かれて仏様のもとで先にいかれたあまたの方々に優しく迎えられ、全ての方々がこころから安心なさって下さいます。そして全ての方々がいつも仏様のもとで私達を見守っていて下さいます。

私達人間は己の欲望や怒りや愚かさの為に戦争等の愚かな悪業をしてしまいます。そのことをこころにしっかりと留めて決して何事も無かったことなどにしないよう日々学び心がけていきたいと思います。そしてお互いがそのような悪意や悪業をしないようにとさせないようにと心がけていきたいです。
どうかこれからもお子さんとご家族の皆さんとも地域の皆さんとも一緒に学び共にお互いを尊重しあい生きて下さいね。

繰り返しですが全ての方々を仏様は必ず救って下さいます。

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Kousyo Kuuyo Azuma
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラ...
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断言はできないけど、祈る心があれば

戦争で犠牲になった人達の魂は、仏様に救われて今は安らかでいると思っても良いでしょうか?

断言はできないけど、救われ安らかでいると思います。そう信じたいと思っています。そして、あつこさんのように、戦死者が居たことを心に留め、その魂の安らかなることを祈ってくれる人が居れば、その祈りは戦死者に届くと思います。その祈りによって救われると思います。

①、戦死者の方々に御遺族がいれば、年回ごとに御供養の法要をしてもらっていると思います。出征された方は戦地で亡くなり、銃後の家族は空襲で亡くなったというケースもあります。
 国と民を守るため一生懸命戦ったと言える場合もあると思いますが、インパール作戦のように無謀な作戦で多くの兵士を無駄死にさせてしまったと思われるケースもあります。沖縄戦では日本軍は沖縄の住民を守ってはくれなかったという事例もあるようです。戦争というものの恐ろしさと悲惨さを痛切に感じます。多様な事例と多様な視点から、歴史を学ぶ必要があると思います。

②、それぞれのお寺ではお盆の施食会(施餓鬼会)の時に、檀信徒先祖代々各々諸精霊と共に戦死者戦病没者の供養をしております。当寺の場合も、施餓鬼棚に「三界萬霊」と「檀信徒先祖代々精霊」と共に「戦役戦死病没者諸精霊」の位牌を祀り、戦死された方々の供養をしております。

③、以前は、各市町村ごとに、戦没者慰霊祭とか戦没者追悼会という法要を行っていました。軍人等の遺族会が主催者の場合もあったようですし、自治体が主催者の場合もあったようですし、自治体にか会って社会福祉協議会が主催者となった場合もあります。日清戦争・日露戦争・第一次大戦・満州事変・第二次大戦等の戦死者の御供養をされております。遺族の高齢化等に伴い、戦死者の慰霊祭は戦後50年に当たる平成7年を以て最後とした場合が多いようです。

⓸、広島長崎の原爆の犠牲者は毎年テレビ中継されております。しかし、通常の空襲犠牲者の慰霊行事はあまり話題に登りません。でも、地域によっては空襲を記録し、空襲で亡くなった方々の慰霊塔などもあるようです。空襲については、以前私が書いたブログの記事も参考になるかと存じます。
「東京大空襲の日に思う」
https://ameblo.jp/dorinji/entry-12510261578.html

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 目の前の方の悩みや気持ちをしっかりと受け留め、心を開いてもらうように努め...
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今のところ平和です

 勉強して知ることは大切なことです。是非とも無知にならず、戦争を知り、同じ過ちを繰り返さないことを肝に命じて下さい。
 さて、戦争で犠牲になった人達の魂は、仏に救われたか?私は存じ上げません。但し、日本が戦争してないことは戦争で亡くなった方々の遺志がまだ強い証拠かもしれません。彼らの遺志が失くなった時どうなるか?考えただけで恐ろしいです。だからしっかりと戦争のことを学んで、伝えて下さい。
 個人的な見解ですが、たまに戦国武将の菩提寺とやたら自慢するお寺もありますが、戦国時代でどれだけ人を殺しても英雄扱いをしております。お寺は平和を願う場所です。いつの時代でも戦争を肯定的に観るのは控えましょう。

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