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早く消えたい

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高校中退してフリーターをしているクズです。
今まで生きてきていいことがありませんでした。みんなと少し変わっているらしく浮いてしまいがちでした。小学生の時は先生に嫌われ雑な扱いをされ、中学生の時はクラスの男子に陰口を言われ高校生の時はまたクラスの男子に嫌がらせをされた上に文化祭で伴奏をした際指揮者と上手く合わせることができずクラスから浮き(確かではないですが嫌われてました)さらに体育教師から嫌われ無視されるなどたくさんありました。両親は優しいし過保護なくらい私を心配してくれます。なんでこんな素敵な家族の中に私が産まれてきてしまったのでしょうか。成人するまでには死ぬだろうと漠然として未来のことを考えてなかったのですがまだ死ぬ希望はあると信じています。ただ、死ぬほどの過労働でもなく睡眠不足になりがちというわけでもないので死ぬまでは長そうです。自殺するにも痛いのも苦しいのも嫌なので脳梗塞のようなことが起こるなどの急死をしたいと思っています。とにかく生きていたくないというかこの世から消えたいというか存在したくないというかごちゃごちゃしてます。今までの学費、生活費もろもろ親に無駄な金を使わせてしまいました。今この時この世に存在していることが恥です。彼氏がいるわけでもなく友達は数人。私なんかを友達にならせてしまったのが申し訳ないです。親になんて懺悔すればいいでしょう。私みたいな失敗作を産みたくなかったでしょうに。なんでいい人ばかり先に死んで私みたいなのが長生きしてしまうんでしょうか。意味がわからないです。安らかに死ぬ方法をどうか教えてください。苦しいです。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

物語は始まったばかり

こんにちは、初めまして。

ご自身の過去を振り返られての後悔や、辛い出来事を回想しておられます。
また、現在の人生を肯定的に捉えられない苦しさが伝わってきます。

あなたは、映画を見られますか。
『スラムドッグ$ミリオネア』という映画があります。
インドの根深い社会問題である、カースト制度がありますが、中でもとても苦しい境遇の生まれが主人公の少年です。この少年が極貧の中から、これでもか、これでもかと社会でつまはじきにされながら力強く生きる物語です。

この映画は、二時間近くある映画です。
では、開始十分ぐらいで退席したとしましょう。するとその感想はどんなものになるでしょうか。きっと、少年の痛々しい姿だけがこの映画の結論になってしまうでしょう。私から見れば、あなたはこれと同様に見えます。

過去の事実は変えられません。
音楽会で伴奏(これが出来るだけで凄いです!)を失敗したかもしれません。
紆余曲折が合って、高校を卒業できなかったのは事実でしょう。

でも、過去の事実と、過去の意味は違います。

過去の事実をどう意味づけていくかはあなた次第です。
過去の意味は、あなたが変えていけるのです。

自分のことを「失敗作」と意味づけているのは、他ならぬあなたです。
しかしながら、成功のための、幸せのための失敗であったとも変えていけるのではないでしょうか。意味の転換を誰が止められましょう。だれも止めることは出来ません。むしろ、ブレーキを掛けているのはあなた自身ではないですか。

もう一度、あなたの人生の劇場に座り直しませんか。
開始10分で止めるなんて勿体無いです。

物語は始まったばかりです。
これから、苦悩と、努力と、そしてクライマックスがやってきます。
わくわくしませんか。

応援しています

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釋 悠水(しゃくゆうすい)
浄土真宗本願寺派報恩寺住職(兵庫県三木市) 本願寺派布教使 元本願寺布...
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思考を変え、自分を受け入れ好きになって見ませんか?

初めまして、お早う御座います。

命はとても尊く、何にも変えられない宝なのです。私たちのこの身体には、幾度も困難という嵐を乗り越えて来た先人達の生きた証でもあり、それらにプラスされて父母の願いや想い、継がれた命が沢山、沢山詰まっています。

あなたがお母さまの身体に宿り、生まれて来るととをお父さんと一緒に愛しく・・待ち望んで、この世に生を受け、泣いて笑ってどんな時も一緒に乗り越え、懸命に育ててくれてこの瞬間を生きているのです。人に生まれること、比較的に仕合せな国に生まれた事は、宝くじが当たる倍率よりも、もっと奇跡に近い出来事なのです。

私は、学生時代にバイク事故で顔面や心に深い傷を負いいじめや差別に合いました。ご縁がったお寺のおばあちゃんの家に良く遊びに来ていた子に、お兄ちゃんに変わりなないよ!と言われた一言、心には絆創膏を貼って治す事が出来ず結果をすぐに求めてはいけない事を学びました。そして、愛しい愛した人を手術が出来ない脳幹部という部分に腫瘍が出来、ただ死を待つのみの順風満帆で仕合せだった日々から絶望に嘆き身も心も引き裂かれる中を懸命に生き、愛した人を見送りましたが、それでも呆れるほど、これでもか・・これでもか・・と次々に何代を押し付けられ、負けて命を絶ちましたが蘇生をされより苦しみ、さらに絶望から救い出そうとしてしてくれた彼女を震災で失い、全てが嫌になりながら溢れ出す想いを必死に殺しながら私を寂しくさせない為に残してくれた子ども達の為を必死に育てました。

生きる事の意味は追わなくても必ず自ずと現れます。こんなに弱い私でも夢や希望を捨てない限り逃げていかない!人生も運命も自分自身もいくらでも変えられる事を経験して40歳を過ぎたおじさんでも、諦める事なくちょっとの勇気と行動で全て未知の世界であったお坊さんの人生を歩んでいます。大きな十字架を2つ背負い残された人生を償いの為、全ての難儀される方の為、身心をあれだけ憎んだ仏さまに捧げ全うする事が私の生きる意味です。あなたにはあなただけしない良さがあり与えられた課題があり未来に命を継ぐ使命もあるのです。結果をすぐに出さず、無理に自分を作らず、心を惑わされたり奪われず自分を大切に好きになってください。いつでも心苦しくなったらここに来てください。あなたらしく人生と言う冒険旅行を仕合せに歩めますように祈っております。合掌

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