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自分が情けなくてつらい気持ちを和らげたい

回答数回答 2
有り難し有り難し 9

誰にも打ち明けられずに毎日しんどいです。
お話しを聞いていただきたいです。

私が完璧な人間だとは思いませんが、
自分に自信が無く、弱さを許せません。

私は”支配的でヒステリックな母”と”家庭に興味のない浮気性な父”いわゆる毒親育ちです。
実家を出るまで母にはよく怒鳴られ殴られパニックのような症状になったりしていました。
父はそんな私と兄弟には興味が無く、母の怒りの矛先が自分に向かわないように逃げる人でした。
外面の良い両親でしたので、私たち兄弟が虐待されている事実をわかってくれる大人もいませんでした。
おかしい話ですが私も成人するまで自分が虐待されているとは気づかなかったです。
最後には両親共に不倫し泥沼化で離婚に至りました。
実家とは基本的には疎遠ですが、母だけは今も無理に接触を迫ってきます。

そんな私も結婚し一人の母親ですが、
これまでに学生時代・就職先の2か所でイジメに合っており、
今では誰と付き合うにも本当の自分を出せません。
どこで拗らせてしまったのか、子ども関係の一部のお付き合いでもあまり良好な関係を築けていません。
「自分には他人がイジメたくなる何か悪い部分がある」と思えて自信が無いので、他人の顔色をうかがってしまします。

もう一つ、どうしようもなく情けない話なのですが、
結婚して大切な家族がいるのにもかかわらず、
他に惹かれる人と出会ってしまいどうしても考えてしまいます。
必要以上に相手と関わりを持たないように抑えていますが、
かつて不倫した母の姿を自分の中に見ているようでおかしくなりそうです。
親が不倫していてすごく傷ついたのに、気持ちを抑えるのが辛く本当に自分が嫌になります。

子どももいていい歳をして自分が情けなくて仕方がありません。
ここ数カ月、毎日のように消えたいと思ってしまいます。
正直とても疲れていますが、こんな話は自分の甘えとしか思えず誰にも話せません。

話がぐちゃぐちゃになってしまっているかもしれません。
何か助言をいただきたいです。
よろしくお願いします。

2023年8月28日 14:37

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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

この心もまた“諸行無常”

お話、伺いました。ご家庭がありますのに、よその方に心惹かれてしまうなんて困った事ですね。でも拙僧は、「悪いこと」とは思いませんよ。だって、“自ずとそうなっている”だけではありませんか。なにもおうどんの粉さん(以下、粉さんと呼ばせていただきます)が自ら進んで心惹かれようとしているわけでもございますまい。
その方がどういった方なのかはわかりませんが、きっと人として魅力的なところをお持ちの方なのでしょう。そして粉さんがその魅力的なところに(ひょんなことから)気付かれたのでしょう。ひょっとしたら、なぜこの人にはこんなことが出来るのだろう、なぜいつもこんなふうにいられるのだろう、そんな思い(興味)から知らず知らず意識が向くようになったのかもしれません。だとしたら、その方を観察することで粉さんの心が何かを得ようとしているのかもしれません。それは、小さな頃にご両親から得られなかったものかもしれませんし、もともとお持ちだったのに辛い経験のなかで落としてきてしまった“落とし物”かもしれません。
何にいたしましてもね、ご自身の心の変化(うつろい)をご自身でコントロールしようとはなさらないでくださいませ。人間には心をコントロールすることなどもとより出来ぬのですから。ひょっとして、そんなことを言われると何やら呪縛から脱け出せぬかのような絶望的な気持ちになってしまわれるかもしれませんが、もちろん決して希望がないわけではございません。仏教のさまざまな教えや言葉が粉さんのお心の支えになることもありましょうし、なにより、さまざまな経験を通じて得た「気づき」によってあなたの心は日々刻々と様変わりしていく(強くなっていく、より良くなっていく)からであります。
ハッキリ申し上げて、粉さんはお母様とは違います。お母様と似たところもお持ちなのでしょうけれども、その一部分だけが粉さんの「心のすべて」ではありませんでしょう。似たところもあって粉さんの「心」です。その粉さんの心があって、今のご家庭があるのでしょう。もとより命に上下優劣がないように、心にも本来そういったものはございません。どのように思い、思われましても、今のままの粉さんで十分に美しく尊いと、拙僧は思います。もしもご自身の弱いところを認められないのなら、無理に認めようとしなくてもいいのです。そのうち”自ずと”認められる時が来ますから。

そわか合掌

2023年8月28日 16:53
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有り難し
おきもち

個別相談可能
「抜苦与楽こそ“お坊さん”の仕事」 これは拙僧のささやかな信条です。「仏道修行」という旅のなかで得られた仏法の妙味を、御縁をいただいた皆さまと分かち合い、喜び合えますことなどは、もう本当に本当に有り難く、心の底から嬉しくもなり、おのが修行の励みともなるものであります。一つ一つのよき御縁に感謝をし、命のままこの道を行こうと思っております。是非、ともに仏法を探究いたしましょう。そわか合掌 ※唐突に安居(あんご:瞑想修行・自己対話に集中する期間ほどの意)に入ってしまう時などもあり、あまり沢山の回答は出来ないかもしれません。ですが、ご回答出来る時には全身全霊を尽くし、御相談者さまのお心に、たとえわずかでも仏法の妙薬が浸透し、またその妙味を味わっていただけますよう精一杯心を砕き言葉を紡がせていただきます。 ●その他、拙僧文章(ぶんしょう)について… ・心の支えとしている仏教書は、池田魯参先生の「『摩訶史観』を読む」と「天台小止観」 ・瞑想スタジオ「そわか」主宰(現在はオンライン中心) ・瞑想の先生、人生コンサルタント ・サッカー好きな一児(中2)の父
どのようなお悩み事でも、安心して打ち明けてください。つまらぬ正論や説教臭いだけの綺麗事は申し上げません。人がどのように理屈をこねようと、すべての物事は❝あるがまま❞。 現在、八方塞がりで藁をも掴もうというご心境の方、仏法(仏教)に救いをお求めの方は、是非いつでも真剣にご相談くださいませ。その苦しみこそ、あなたを導くほとけの慈悲なのですから。 そわか再拝

遺言を書いてみてはいかがでしょうか?

拝読させていただきました。

いろいろ問題を挙げていくと、どうにもならない様に思われるかもしれませんが、おうどんの粉さんが、今後生きていく上での軸となるようなもの、本当に大事なものを見つけられたら、生き方がだいぶ変わられるのではないかと思います。

そこで、遺言ラブレターをご紹介させていただきます。
今日をもって自分の命が終るとして、次に生れ変ったときの自分、もしくは残されたお子さん、もしくは旦那さん、思い浮かんだ方で結構ですけれども、その方にどんなメッセージを伝えたいですか?

http://loveletter.tv/

2023年8月28日 16:38
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有り難し
おきもち

質問者からのお礼

長らく間が空いてしまいすみません。
ただあれからも辛くて仕方なく、病院でも相談したところやはり色々と問題があり投薬を始めました。
コメントで心が軽くなった部分ももちろんありましたが、現在も家族や仕事でもトラブルがつづいているので、メンタルを休めることに集中したいと思います。
ありがとうございました。

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