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前向きな気持ちを取り戻したいです

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こんにちは。初めてご相談させて頂きます。よろしくお願いします。

先日、暇だった時に何の考えもなくつい、元カレの名前をネットで検索してしまいました。20年前、18歳の時3ヶ月ほどお付き合いした5歳年上の男性です。浪人時代のことでした。
すると元カレは5年前に、銀行を辞めて実家のお寺を継いで僧侶になっていたことを、とあるお寺のホームページで知りました。元カレのお寺もどこにあるかが分かりました。

お付き合いしていた当時の私は子供すぎて、わがままですぐ泣き、すぐ怒り、話を聞いてなくて、そんな私に彼がウンザリしてフラれてしまったと認識しています。ひと夏の恋愛でしたが、大学に入るまでずっと引きずって、別れた後はすごく冷たくされて勝手に傷ついてずっと泣いていました。
その後、大学に入ってわりとすぐに新しい彼氏が出来て、ようやく吹っ切れ、その人が私と結婚してくれました。

そうしてもう20年、元カレのことはきれいさっぱり忘れていて(吹っ切れていた)、思い出したことはあっても「そんなこともあったな」とゆうフラットな感情しかなかったのですが、頭をすっかりまるめて僧侶になった姿に感動してしまい、するとずっと忘れていた彼との思い出が泉のように湧き出てきて、とても会いたくなってしまい辛いです。

彼にフラれたことは、私の人生においてすごく大きな学びと気づきが得られた経験だったと思っています。
失恋で落ち込む私を、みんなが支えてくれたこと、今の夫と付き合いだした時、もう2度とあんな思い(フラれて辛い思い)をしたくない!と思って、元彼に言われた注意や、元彼との反省点を活かしてお付き合いをスタートしたこと。

今はコロナの影響で外出自粛ですが、落ち着いたら会いに行って、元気になんとか頑張って生きてますってゆう姿を見せることや、大きな学びと気づきがあったと伝えたいと思うのは、ひとりよがりでしょうか。
こんなことを考えてしまう私は夫に対し不誠実でしょうか。
会いたいと思う一方で、以前のようにきれいさっぱり吹っ切れて、前向きになりたいです。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

刺激が強いものに人は振り回される

はじめましてこんにちは。ご相談拝読しました。

元カレさんのお名前検索…禁断の遊びをやってしまいましたね…。っていう私もそんなことをしたことがあったりなかったり…。

人間というのは刺激に反応する生き物です。自分が自分として外界から独立して存在しているのでなく、外界からの刺激よって今の自分が自分として成立しているのです。

元恋人の現在の情報というのは大変に刺激が強いものですからその刺激で感情に大きな波が生じるのは当然です。
現にそれまではあなたは意識していなかった元カレについて、刺激から沢山の反応が生じています。その彼に対してそのように考えるというのは刺激に後付けとして自分なりの意味や価値を上書きしているものなのでしょう。

もちろん意味や価値付けというのは否定されるべきものではありません。それは人が人として生きる上での豊かさになります。
しかし同時に、その意味や価値付けは逆に意味の喪失や価値観の相違などの苦をもたらすのも事実です。

あなたが今回の刺激に対してどんな意味を作り、どう行動するかはあなたが主体的に選択することが重要です。でもそれが主体的ではなく、ただ刺激に振り回されたものになってしまったら、より強い刺激を求めるというあらぬ方向に突き進むことになりかねません。

よくよくお考えの上、どうするかご決断ください。ご主人に不誠実だと思うなら正直に話せばいいのではないかな?と個人的には思います。昔の思い出を二人で共有し、今のお二人で昇華できたらそれは素敵な事かと。

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はじめまして。北海道の片田舎の農村のお寺で住職をしております。 人生経験も仏法聴聞も、まだまだ未熟な私ではありますが、皆様のお悩みに対し真摯に向き合い、共に悩み共に考えたいと思います。 お話しする内容は「こたえ」ではありません。仏法を聞いてもお金が儲かるわけでも、人間関係に恵まれるわけでも、病気が治るわけでも、何ものにも左右されない心の持ち様が手に入るわけでもありません。 仏法の救いとは悩みが私の思い通りに解決することでなく、どんな悩みも私の現実として引き受けて、悩みながらも生きていけることだと私はいただいております。 悩みを救う(解決する)のではなく、悩む人を救う(悩む私という存在を引き受けていける)のです。 「こたえ」ではなく、「問い」を共有することで、悩み苦しみを引き受けて生きていける一助となれれば幸いです。 【回答について】 後から読み返し、誤字脱字に気づいた際は訂正を入れます。訂正ではなく、お礼コメントへの返信のため追記する場合はタイトルに〔追記あり〕と記載します。 なお、タイトルも本文も字数制限があるため際限なく追記できないこともご承知おきを。
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質問者からのお礼

お忙しい中ご回答ありがとうございました。
「その彼に対してそのように考えるというのは刺激に後付けとして自分なりの意味や価値を上書きしているものなのでしょう」

お恥ずかしい話ですが、仰るとおりだと思いました。
また、刺激によって感情に大きな波が生じ、現在の私には沢山の反応が出ているとゆうお言葉は、「あ、そうゆう状態なんだ!」と少し安心いたしました。

今回の刺激と向き合って、前向きな気持ちを取り戻せるように、大きな波が鎮まるように、主体的に行動します。
ありがとうございました。

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