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留学、1日が長くとてもツラい。

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こんにちは。私は留学中なのですが、気持ちの切り替えが上手くできずに毎日泣いてばかりで苦しいです。

私は今年海外の大学に入学すると同時に大学の寮に入りました。しかしコロナウイルスのせいでずっとオンライン授業で、授業も韓国語で専門的な内容を学習していくので理解する事もできず、授業の内容を復習したくても教授も同級生も会ったことも無く連絡先も知らないのでどうすることもできず、友達も出来ず、寮のルームメイトとの関係も上手く築けなくて毎日強い孤独感でいっぱいでした。私の入学した大学は留学生が多いのですが今年の留学生新入生はほとんどの人が休学したり母国でオンライン授業を受けているらしくて寮に1年生は私しかいません。

そんな時、今学期はオンライン授業を実施することに決まりました。なので私は6月になったらすぐ日本に帰ることにしました。日本に帰れるのが1ヶ月も早まってとても嬉しいのですがあと1ヶ月がとても長く感じてしまいます。
朝起きて、今日も長い長い1日が始まってしまった…と涙が溢れます。
授業を受けて、理解できない悔しさとこれからの不安と授業を受けたくない気持ちが大きくなって涙が溢れます。
食事中も、食堂で食事をするのですが日本語でも韓国語でもない言葉が飛び交い、日本が恋しくなり涙が溢れます。親からは食堂で誰かに話しかけてみればいいじゃん!と言われますが私の韓国語が通じなかったどうしよう、相手の言っていることを理解できなかったらどうしよう、と考えてしまい話しかけるまでの一歩がどうしても踏み出せません。
それ以外の時間も、常に授業受けるのがツラい…課題しなきゃ…家に帰りたい…ということが頭から離れず、何をしてもその考えが邪魔をして集中できません。私はYouTubeを見るのが大好きですが今はYouTubeを見ていても頭のどこかに常に不安がいて、YouTubeを面白いと感じれなくなりました。

何もかもをネガティブに考えすぎて常に胸が苦しくてお腹が気持ち悪くて頭が痛いです。
親は毎日電話してくれます。しかし毎日電話をしてもこの不安を拭うことができません。
授業のときは頑張って授業をきく!
課題をしているときは課題に集中する!
それ以外の時はネガティブなことを考えない!
と気持ちの切り替えをしたいのですがどうしてもできずにずっと泣くことしかできません。
1日が長くて毎日しんどいです…


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

一日が長いけれど、出来るだけ、ルーティンを決めましょうね。

無理ないわ。今は。
ポツンと孤独よね、そんな中、知らない土地で毎日生活をしながら、よく頑張っているわ◎

離れて見えたこともあるでしょうし、
こんな状況下で揺れる自分の弱さにも気づけた。
これは、生きていく中で大切な学びになっていきますよ◎

通じないって、しんどいよね。
あと1ヶ月で帰国するなら、チャレンジの時間にしていこう。
たくさんのコミュニケーションじゃなくてもいいから、今日はこれを話そう、こうやって声かけてみよう、一つでもいいじゃない、勇気を出して話しかけてみよう。

1ヶ月で、一つずつでも繋がる経験を。そのために留学したのだものね。

また、勉強は、オンラインだけじゃわからないよね。これは、教育のデメリットでもあると思います。やりたい時にやりたい場所でのメリットと、一方的な部分がね。その疑問は、あなただけじゃないだろうね。

わからないところは、しっかりメモをね。
後からだって、学び直せるからね。
心配しないで。

一日が長いけれど、出来るだけ、ルーティンを決めましょうね。これは私も心を保つために心がけている ルーティン効果です。

ルーティンを取り入れることで、精神的に落ち着き、余計な考えも排除して、集中力を上げていけるの。

部屋から出れなくても、軽い運動ストレッチを取り入れたり、心と体も使ってね。

応援しているよ(﹡´◡`﹡ )

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はじめまして(*^^*) 中田みえです。 教善寺 住職として、母親として...
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取り組めない自分を許す。今はしょんぼりしつつ生きのびましょう

その状況は辛いですね。私もカナダの大学に留学していたので、質問が目に止りました。大学が始まってしまえば心配もなくなると思います。悩む暇なく課題があったり、コミュニケーションしなければいけませんから。私も学校が始まるまで2週間ほどドミトリーで過ごしたのですが、非常に辛かったです。言葉も通じず、ルームメイトとも話すことも無くなり、来るのではなかったと後悔しました。しかし、学校が始まるとその不安は消え、話し相手もでき、留学して良かったと思えました。私の2週間がずっと続いている状況だと考えると本当にきついと思います。

まず思うのは、今勉強が手につかなかったり、集中できなくて当たり前だという事です。今、実は相談者様だけではなくて、大学一年生ほぼ全員が不安だと思います。私は昨年高3の生徒を教えており、今もやり取りしていますが、皆非常に大きな不安を抱えています。現高3も受験もどうなるか分からない、修学旅行なども潰れるで踏んだり蹴ったりです。高1も高2も不安です。社会的立場の弱い学生は皆不安といっていいでしょう。しかも今の状況はゴールが見えません。ゴールが見えないと言うのは非常に辛いです。(社会的鬱の状況だと感じます)
相談者様さまはその状況+海外+慣れない大学ということで、不安が増大していると感じます。

だから、今何もできてないことで焦ったり、不安になっていると思うのですが、焦ったり、自己嫌悪に陥らなくていいという事をまず言いたいです。パソコンに永遠に課題が送られてくる状況は、端的に言って地獄です…。
無責任な言い方かもしれませんが、この1年は、焦らない、遅れても良い、ダラダラしても自分を責めないくらいのスタンスでいた方が精神にいいのではないかなと私は思っています。(病むときは病み切って病気が治るように。)

今遅れても焦らない。もう、心の健康を保つために、今は適当に好きなことをしていいと思うんです。漫画を一気読みするでも、読みたかった小説を朝から晩まで読むでもいい。韓国語以外の言語や仏教の勉強してみるでも、小さな旅行でも何でもいい。全然大学に関係ない好きなことをする。ダラダラする自分を許す。

さらには、あなたは1か月後には日本に帰るという小さなゴール目標がある。今ゴール無きコロナの戦いの中で、それは明確ですから、そこに向かって健康に留意して過ごして行って欲しいです。

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浄土真宗本願寺派の僧侶です。 産業カウンセラーの資格を持っています。...
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