息子に元旦那が重なって見える
はじめまして。今年6歳になる息子、60過ぎの母、犬と暮らしております。
誰も私がDV(暴力は少なく、主に言葉と合意なき性行為、収入の取り上げられ等)を受けていると思わないほど、外面のいい元旦那でした。
息子はとても優しく、見た目も私にそっくりと言われています。
今では可愛いと思えますし、愛していますが、4歳頃までは元旦那の遺伝子が入っているという理不尽な理由だけで恐怖を感じ、愛情を向けることができませんでした。
元々精神病で通院していたのを元旦那に辞めさせられ、断薬してしまったことが原因か、不安定な毎日のなか、父(昨年他界)と母に助けてもらいながら、最近やっと母親らしくなれたかな、と自分で思えるようになりました。
しかし、不機嫌な時や怒っている時の息子の目つきが、元旦那と重なります。
首を絞められているような息苦しさ、血の気が引いていく感覚などが襲ってきます。
気づかれないように、体のどこかに痛みを与え、必死に息子と向き合う生活は、酷く疲れます。
元旦那とは別人だということも、息子に対して失礼だということも理解しています。
それでも、軽いフラッシュバックや悪夢で気が触れてしまいそうになります。
母は幼少の頃から、イジメなどがある度に「強くなりなさい」と言い、その意見には賛成なのですが、心が追いつかず、常に追い詰められている感覚です。
こんな私が、人間を育てていいのでしょうか。
ここ数年、一家心中が頭を過ります。
生死に自分なりの納得いく見解を出せない限り死なないと決めたマイルールでさえ、揺らいでしまっています。
とても苦しいです。
どうか、この身勝手な私に、元旦那を忘れて大切な人たちに向き合う方法を教えてください。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
くしゃみと同じ、ただの生理現象
アレルギーの人が頻発にくしゃみをしたり鼻水が出たりするような、生理現象の一種だと思ってはどうでしょうか。
身体が過去のアレルギーや病気の経験から、身体を守るために鼻水やくしゃみを出す。
それと同じです。
身体がそのように反応してしまうのは、辛かったり面倒くさかったりはします。
でも、アレルギーの人は、「体質だから仕方ない」と受け入れ、鼻水やくしゃみが出ても落ち込んだり心中を考えたりはしません。
あなたの反応もそれと同じ。
反応してしまうことは身体(脳)の防衛本能として当たり前の生理現象。
でも、生理現象が起きてしまう自分を責めたり、落ち込んだりする必要はありません。
犬に噛まれた人は犬が恐くなるかもしれませんが、「実は、むかし犬に噛まれてから、犬恐怖症なんですよ。あははは。」とあっけらかんに笑いながら怖がれば、誰もその人を責めたりしません。
ということで、PTSD的な身体(脳)の反応は「仕方ない」とあきらめましょう。
諦(あきら)めは明らめです。
反応してしまうのは苦しいけれど、普通の反応なので不幸ではないと、明るく笑い飛ばしましょう。
質問者からのお礼
ご回答ありがとうございます。
アレルギー反応と同じとは、考えもつきませんでした。
今この時から、そのように意識をしてまいります。
少し、軽くなった気がします。
ありがとうございます。