hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

死んだら天国で暮らしたい

回答数回答 1
有り難し有り難し 13

私は今までひどいことをしてきました。万引したり友達や母親の現金を盗んだりしてしまいました。年頃になって今までの自分が馬鹿で罪の重さを深く感じ母親にすべてを話しました。泣きながら話す私に母は優しく抱きしめてくれました。地獄に落ちるのが怖いと話すとそんなことないと言ってくれました。今は猛反省しておりいいことをすることを心がけています。私は死んだら天国で家族と暮らしたいです今は地獄に落ちるんじゃないかと思う恐怖で毎日が恐怖で仕方ありません。でも犯してしまった過去は変わらない。どうか私に救いの言葉をください。


この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

死んでからでは遅いです

まず初めに、地獄へ行くのでは、という考え方はやめましょう。
地獄へ行く、行ってしまうと思えばその通りになります。ゆえにそのような思いはやめた方がいいです。

過去の自分の犯した悪事を反省し、お母さんにもお話できたことは、とても素晴らしい事です。ほとんどの人は言わず反省もせずに、又、悪事とも気づくことなく暮らしている方も大勢います。
こうして、反省し懺悔したのですから、今までのことは一旦忘れていきましょう。
思い出しても仕方ありません。次に同じような場面が来た時、同じ過ちをしなければいいのですから。

人の役に立ちたい人を目指しているのですから、当然、良い事をしていくのですが、本当は、そうでないことも知っておかないと人を導くことはできないのです。
偉人と呼ばれる方は、苦労なく成功した訳ではありません。人には言えない苦労や本人の意図しないことも強要されて行っていたかもしれません。

トミーさんの経験は、ひとつの出来事として教訓にもなったのでしょう。いや、教訓として心にしっかりと留めおいて、そして人と接していけばいのです。
一つ言えることは、記憶として残すことで、思い出しても感情が湧き出ないことが条件です。同じように悩む人たちに接した時、自信を持ってお話をして上げれることが感情が伴わないということです。

そして家族と再び天国を望むなら、今でも家族で家庭で天国は作れます。お互いが信頼しあい愛し合うこと、それそれが自分の為すべきことをしていく中に、そこに天国、浄土、ユートピアが現存するのです。それは一瞬一瞬のことかもしれませんが、その延長線上に継続していく中に天国があるのです。死んでからでは遅いのです。
だから、地獄を想像しないでくださいとお話したのです。
お互い頑張りましょう。

{{count}}
有り難し
おきもち

日蓮宗のお寺で、名古屋市南区にあります。 ”お寺は生きている人のためにも...
このお坊さんを応援する

質問者からのお礼

ありがとうございます!おかけで少し心がやわらいだ気がします。そうですよね死んでからでは遅いですよね。私は過去の過ちを反省し前を向いて生きていきます。私には夢があります。大人になったら刑事なって誰かの役に立てるような人になりたいですそして刑事としてだけでなく人間として生きていることに誇りを持って生きていきたいと思います本当にありがとうございました!

「死後の世界・死んだらどうなる」問答一覧

虫の知らせ

こんにちは、お世話になっております。 今回は私が過去に経験した不思議な体験について、お坊様方から見るとどのように感じるのか知りたく、投稿させていただきます。 1年ほど前の話となります。 私の家には父方の祖父母が買ってくれた、鮮やかな森の中を夫婦が寄り添って歩いている素敵な絵が飾ってあります。 ある日の夜、その絵が気になってみたところ、何となく男性が薄く見えました。 元よりほんの少し霊感のようなものがある私は、そのことを母に伝えようか迷ったのですが、気のせい。 気にし過ぎだと思ってその日は寝てしまいました。 ところが次の日、父に大事な話があると言われ聞いてみると、昨日の夜祖父が家で倒れ救急車で運ばれたとの事でした。 病院での検査の結果、祖父はガンにかかっていました。 前日の夜、夫婦の絵に違和感を感じたのは虫の知らせのようなものだったのでしょうか。 ちなみにその後祖父は約1年の闘病の末亡くなりました。 その間に一緒に散歩したり、旅行したりと沢山思い出を作ることが出来ました。 偶然と言われてしまえば、それまでではありますがこのような虫の知らせというものは、本当にあるのでしょうか。 よろしくお願いいたします。

有り難し有り難し 3
回答数回答 1

死について考えすぎる

昔から死や、明確でない死後の世界に対する恐怖心、不安感に襲われ日常生活でも情緒不安定な生活を度々してきました。 最近昔よりも少し大人になったためもっと複雑に考えてしまい苦しくなっています。 また私は小さな命を3度産む選択が出来なかった時があり 自分自身軽率な行動を取ってしまったために命を産むことが出来なかった。 その命は幸せに過ごして欲しい。 今一緒にいる3人の子ども達も幸せに過ごして欲しい。 死についての恐怖を抱いたまま大人になってほしくない。 でも私は死んだ後も地獄にいって苦しむかもしれない。 でも苦しいのや痛いのは嫌だ。と考えてしまいます。 今とても幸せなんだと感じながら生活しながらそれよりも死に対する恐怖心、不安感の方が強く楽しく日常生活を送ることが難しいです。 来世も人間になりたいと欲がありながら そんなことじゃ生まれ変われないかもしれないと思ってしまったりして 心が苦しいです。 この先死について考えることは無くならないと思いますが 今生きているこの瞬間をどうやったら恐怖心よりも楽しく幸せに過ごせるか、前向きに生きていくためにどうしたらいいか教えていただきたいです。

有り難し有り難し 2
回答数回答 1

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ