いじめに絶えず退職、そして悔しさ
こんにちは。この悔しさをどう無くせるのか教えてください。
3か月前に、3年働いた職場をやめました。働いた3年間を思い返すと、良かったことより辛かったことがはるかに多かったです。慣れない仕事、嫌いな組織文化で私は職場で孤立を選んで働いていました。休憩時間は一人で過ごす、上司ともコミュにケーションをしないなど、なるべく職場の人達と距離を置きながら過ごしていました。このようになったきっかけは、いじめで濡れ衣を着せられたことが原因で、社内である事件が起きたのですが犯人が見つからず、何の関係ない自分がいつの間にか犯人だという噂になり、上司に相談したら「そのような噂はない」と一点張り。社内には自分が犯人だと噂があるにもかかわらず噂はないと嘘をつく上司たちに信頼を無くしました。この事件をきっかけにあらゆるいじめ、噂の対象、パワハラ、セクハラを受けて来ました。
病んだこともあるがなんとか我慢しながら続けたのですが、今年に入りもう限界になってしまい、結局社内法律関連部署に相談をしました。相談内容はセクハラ。社内遊び男たちからさりげなく口説いてくることが多く、性的な噂があると思い我慢できず相談をしました。しかし、これで上司の怒りを買い、自分のダメだったことを全部出して、結局、やめさせられました。相談したことの回答は「社内で性的な噂はない」という結論で終わりました。私はこれを受けて、会社にいる意味を失い反発せず去っていきました。性的な噂は99.99%あったから。
その後、新しい会社で仕事をし始めています。大きな会社ではありませんが好きな仕事ができるところです。それに反して、退職したところは誰もが知っている大手企業でした。仕事内容は大嫌いでしたが大手企業という理由で我慢しながら居続けていたかもしれません。仕事は、会社の名前は重要ではないと分かっているものの心残りで、また退職した時のある一種「負けた」という感情が混ざって悔しさで一杯です。
長らく書きましたが、悔しさを無くす方法を教えてください。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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悔しいですね。悔しさをしっているからこそ、分ることもある。
本当に悔しく辛い思いをしましたね。負けたような感じがして、悔しさを無くしたいと思っておられるのですね。
あなたは負けてなどいません。あなたは自分の品格を守ったのです。仏教では智慧をもって生きることを最も尊いこととします。自分に嘘をつかないという事が大事。それが深く生きるという事です。それに対し、あなたを守らなかった人たちは、自分の為に人の痛みを観ずにいたのだから自分自身を傷つける生き方をしているのです。深い部分で自他を傷つけるような生き方です。これほど辛い事をされれば辞めることが賢明です。また誰でも縁によってこういう事に会いますから、自分を責めたりしないでいいです。
辞めてよかったのです。働くことは、本来、自分を幸せにするためにするはず。働くことの為に自分が居るのではない。もっと言えば、働くことは生きる事の条件ではありません。一番大事なのは、あなたが生き生きと生きられることです。そうできない環境は離れた方が良いと思います。
悔しさをどうしたらいいのかという事なのですが、簡単に拭い去れるものではありませんね。
人生では思い通りにならない事が必ずあります。思い通りにならない事は思い通りにしなくていいというのが仏教の教えです。どんな会社に当たるか、どんな人に恵まれるかは思い通りにならない事です。だから仏教では怨憎会苦(恨み憎む人と必ず出会わなければいけない)と言う。誰もが逃れられない。今あなたは偶々会社でそれを経験した。法的に相手に償わせることも可能ですが、今回もう難しいですね。じゃあ何が出来るか、あなたが、このような理不尽に出会ったときに立ち上がる人に成る事。苦しみに寄り添う人に成る事。同じ苦しみを少しでも無くしていこうとする事ではないでしょうか。それは出来る。悔しさがあるからこそ、同じ悔しさを無くそう、他の人の悔しさを分かろうとする者にも成れるかもしれない。
いじめの傷というのは、思っている以上に自己を傷つけます。一人で悩んだり抱えるのではなく、誰かに相談して下さい。できれば信頼できる誰かに直接、語ったり、カウンセリングを受けることが良いと思うのですが、ハスノハでもいい。自分が何を辛いと思っていて、どうしていきたいかノートなどに書くのもお勧めです。それで、言いたいことがあればまたハスノハで相談して下さい。あなたを応援しています。身体に気をつけてお過ごしください。
質問者からのお礼
こんばんは。ご回答感謝申し上げます。
悔しさをどうにかなくしたいと思い、あえて楽しいことをしてみているところです。いじめを受けすぎて人を信頼することはまだできず相談はできないのですが、ノートに書いてみて悔しさを少しずつ離していこうと思います。
仕事に関して、昔は自信を失い未来が見えないまま絶望的な気持ちでしていたのですが、新しい仕事をしてやってみたいことが増え、将来に微かな光が見えてきて、辞めたことが正解で、むしろ幸運だったと思います。
また何かあったらご相談させていただきます。
お身体気を付けてお過ごし下さい。ありがとうございました。