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専業主婦の仕事

回答数回答 1
有り難し有り難し 15

自分の両親と3人娘の7人家族です。
娘は今年、20歳、18歳、16歳です。
主人は3交代勤務をしています。
専業主婦なので、家族のための世話が仕事です。
家族のために24時間営業で働くのは嬉しいことでありいいのですが、自分の年齢もあり、体調が優れないとき、自分は毎日家族の世話をしているけれど、自分の世話は誰からもしてもらえない。
体調が悪くても、家事はしなければならない。
そんな時に、ストレスを感じます。
専業主婦なので、家族に対してストレスを感じ、家族にストレスをぶつけてしまいます。
一番大切な家族なのに、そのような時は、気持ちをどうもっていったらいいのか、教えてください。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

一歩踏みとどまって、振り返ってみませんか?

おはようございます。

ゆりさんのご質問、お悩み、拝見いたしました。
三人の娘さんはじめ、旦那様ご両親の家事を一手に、365日24時間引き受けてこられたのですね。
お疲れ様です。とても大変っだったのではないでしょうか、と拝察します。

それゆえに、自分の世話は、と心配になったり、ストレスを感じるのは当然のことです。
今まで頑張ってきたこと、年齢的なこと、総合的に見て、一歩踏みとどまって、振り返ってみませんか?ご自身の今までの主婦業の頑張りの上に、今の家族の当たり前の日常があるのでしょうね、主婦は偉大な存在です。もちろん家族一人一人、それぞれに日々、御精進されていることだと思います。

とはいえ、今までのペースでいつまでも、とは考えられませんよね。歳もとるし、体力も落ちる、病気もすれば、違った問題も出てくる。それらを考慮した時に、必要なのは緩やかなペースダウン、心も、カラダも。今のままでは壊れてしまいます。3人の娘さんだって、年頃になればお嫁に行くかもしてない。そんな時に、母として相談にのれるように、ちょっとココロの休憩と体力の温存をする期間なのかもしれません。そのことを家族になんとなく伝えて、肩の荷を少し下ろしましょう。「もう疲れたから、ちょっと休憩。」って言える家族の関係、環境を新しく作っていかれてはいかがでしょうか?ストレスを家族にぶつけてしまうこと、気持ちの持って行きようですが。老心(相手を思いやる心)をもって気持ちはストレートに、やんわりとぶつけたらよろしいんじゃないのでしょうか。それが出来るのも家族だからこそなのではないでしょうか。

家族のみなさんが笑顔でいるのが一番です。
それには、ゆりさんが元気で、笑顔でいることも含まれますよ!合掌

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有り難し
おきもち

こんにちは。 埼玉県秩父市のお寺で住職をさせて頂いております、野村圭秀と申します。 縁に随って生かされている、そんなことを感じている40代の僧侶です。 沢山の回答はできませんが、よろしくお願いします。 【プロフィールを見てくださった方へメッセージ。】  一期一縁、再び訪れることのない今<時間>や此処<場所>を生きていく、というコトを私は心掛けるようにしています。 どんなに辛く、悲しく、暗い所にいても、心を閉ざしていたとしても、あなたのすぐそばにはきっと、自分が気づいていない『誰か』や『何か』が支えてくれているはずです。 大丈夫、きっと大丈夫です。 自分を信じて生きていくことが必要な時代です。 ただ、自分だけでは不安になってしまうので、もう一つ支えてくれる何かを見つけられるといいと思います。 例えば、私の場合は『宗教的な生き方(実践)』であり、それは『仏教』や『禅』という思考や教えをベースとした生き方です。 難しい言葉ですが『自灯明、法灯明』という生き方かもしれません。  あなたの場合は何に支えられているでしょうか?  ご自身で考えてみる機会になれば幸いです。 自分で考えることで、自身が救われていきます。他人が示すことができる正解などはありません。 その答えが少しでも見出すことが出来たならば、次の一歩が、次に進むべき道が見えてくるのではないでしょうか。 合掌 【おぼうさんず💗ラブ 記事】 https://hasunoha.jp/article/mihotoke/52                        

質問者からのお礼

ご回答ありがとうございました。
これで家族が喜んでくれているのか、満足しているのか、快適に過ごせているのか、自分は充分に家族の役に立っているのか、そればかりを考え、日々どう過ごしたらいいかと思っていました。
時に自分の体調の悪い時は、自分がダメ人間に思えたり、家族に腹を立てたりしていました。
自分も含め、家族が笑顔でいるのが一番だというお言葉をいただき、心の荷が降り、気持ちが晴れやかになるのを感じました。
完璧に家事をこなすことではなく、ピリピリせず笑顔でいることが一番だと改めて思いました。
笑顔でいるということを一番に頭におき、日々、頑張りたいと思います。
ありがとうございました。

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