現在大学生の娘と2人暮らし(母子家庭)です。
基本仲のいい親子関係ですが。コロナ禍でリモート授業の娘。自由気ままに過ごしています。
朝の四時に寝て昼に起きるとか 延々 SNS三昧の時間を過ごすなど怠惰な生活。
一方私は 大学の学費や生活費のため夜勤込みの仕事を始めました。
時にはクタクタで帰宅しますが 自分とは対照的に 気ままに遊び呆けている娘の姿に嫌気がさします。
長く家にいるのだから 娘には掃除の一つもしてほしい、と思う気持ちがあります。
しかし何回か注意してもその場限りで 自発的に家の手伝いをしようとはしません。
大学卒業したら 娘には自立してほしいと思っています。娘のためというより 自分が一人自由になりたいからです。
親子が一緒に暮らせる時間なんて わずか20〜25年くらいのことだと思います
親に甘えられる生活も今だけのこと。
早く娘から解放され自由になりたい! 一人になりたい!と思ってしまう自分は勝手で冷たい母親なのでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
こんにちは、初めまして。
「大学の学費や生活費のため夜勤込みの仕事」をされているとのこと。
本当に大変でしょう。先ずはお体お大事になさって下さい。
「早く娘から解放され自由になりたい! 一人になりたい!」との本音は、あなたの心の事実なのだから大切にして下さい。これを無理に押し殺す必要はありません。
お盆時期によく聞かれる言葉ですが、来て良し帰って良し、という言葉があります。ご存知でしょうか。
お盆になると遠方から、子孫の家族が帰省してくる。
これを楽しみにして色々準備をし、気を遣い、若い体力のある孫が走り回るのを笑いつつ寝食を共にする。しかし、これが二日目、三日目になると、いつものペースとは違う日常に疲れ始め、若いパワーについてけず、段々と気持ちがついていけなくなる。そして、最終日に子孫はもとの生活に帰っていき、自分たちも日常に戻ることが出来る。やれやれ。
これを集約しているのが、来て良し帰って良し、という言葉です。
来て良しも本音ですし、帰ってよしも本音です。
相反しているようですが、どちらも大切な感情であり、現実です。
親の心、子知らずとはよく言ったもので、いまの娘さんはその親の立場になって物を考えることが出来ないかもしれません。しかし、やがて自分の家庭を持って、働きつつ子育てをすることの大変さを身を以て知る時が来るでしょう。人間、その時、その立場にならないと分からないことは多いものです。
ここは、大鷲が地上の人間を見るかのような視点で、おおらかにそして踏ん張りつつ、言うべきは言いながら今まで通り見守ってあげて下さい。そして、あなたも本音を大切にしつつ、時に気分転換、ガス抜きをして下さい。
応援しています。
釋様。
大鷲が地上の人間を見るかのような視点で、おおらかにそして踏ん張りつつ、言うべきは言いながら今まで通り見守る。
来てよし帰ってよし。どちらも大切な感情。。とても心に響きました。
私は毎日、臨済宗のオンライン坐禅会に参禅させていただいております。
今朝も坐禅をしその後にこちらの回答をいただき本日も禅三昧(^-^)
今日は夜勤ですがまた がんばります。温かい御言葉ありがとうございました🌺