劣等感がすごいです。
私は他人が自分よりも優っていると思うと、羨ましいという気持ちもあると思いますが、「なんで自分はあの人のように良い思いができないんだろう?」とイライラ、もやもやしてしまいます。
最近はネットでそういう気持ちになることがとても多いです。
私には好きなアイドルグループがいます。最近1番モヤモヤするのはグッズやそのグループの情報のことです。
世の中では「グッズの量や、たくさん情報を知っている人が一番のファンという訳ではない」という意見はありますが、私は少なからずそれは正しくはないと思います。「情報やグッズをたくさん持っているに越したことはない」、程度です。
私は「相手が自分の知らないことを知っていた」それだけでとても腹が立ちます。相手が私より長くそのグループのことを応援していると分かっていてもイライラしてしまいます。
さらにはグッズのことです。
私はまだ学生なこともあって、親のお金を使わせてもらっているので、自分のペースでグッズを買わせてもらっています。
でもやっぱり、大人のファンの方と並べるわけはないし、私と同い年の子でも私よりたくさんグッズを持っている子もいます。
しょうがないことだし、誰も責められないのですが、「負けた」という気持ちに襲われてしまって最近は楽しくアイドルのことを追いかけられていないです。
「負けた」とか周りの目を気にしすぎてしまう自分が嫌です。
どうしたら周りの人を気にせず(スルースキルのような?)自分は自分で楽しくできればそれでいい、と思えるようになるでしょうか?
アドバイスいただきたいです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
他人と比較する必要のないことは、比較しない。
そのアイドルを好きかどうかを
数値化できるようなことで測るのは
違いますよ。
そういう状況は
そのアイドルは望んでいるでしょうか?
自分が好きで
応援して幸せなら
それだけで充分じゃですか。
どっちがファンとして上かどうかなんて
そのアイドルにとってみれば無意味ですよ。
一水四見
ご質問ありがとうございます。
劣等感と言うよりも嫉妬、妬み、つらみという感情に近いように思えますね。
そもそも、このアイドルのことが好きなんですよね?
好きだから他人よりも多くの情報を得て、グッズも持っていたい。
確かにそう思うかもしれませんね。
情報やグッズはたくさん持っているに越したことは無い。
これも一理ありますね。
でも、どちらも自分自身の価値基準でしかありません。
もしも、そのすべてを得ていて自分が優越感に浸っていたとしても、それも結局自分自身の価値基準の中で満足しているだけになります。
それでいいから満足したい、その気持ちもわかりますが果たして本当にそうなった時に満足できるでしょうか?
まだまだ、もっともっとという気持ちが芽生えたりしないでしょうか?
きっと、アイドルの情報も増えていくでしょう。
グッズも増えていくでしょう。
そのたびに追い求めなければ満足できないのならば、一生満足することは無いのではないかと思います。
満足させないことがひとつのビジネスですから。
一番のファンという基準も結局はそれぞれ自分自身の中の価値基準です。
周りを気にせずに楽しむためには、自分自身の価値基準を変えなければいけません。
周りを気にしてもいいんです。
自分よりもすごいと思った人には凄いなと尊敬しましょう。
でも自分はいろんな制約がある中でここまで頑張っている、そのことを褒めてあげましょう。
それはある意味で、自由に買える人よりも凄いことなんです!
学生なのにここまででいるなんて凄い!
一水四見
同じものであっても見る側によって変わります。
人間が「水」を見れば普通の水であっても、魚にとっては 自分たちの住む世界、
住み家であり餌を求める生活の場。
天人には 宝石で飾られ輝きを放つ池。
餓鬼には 膿血で充満した河と見えたり。
見る場所を変えてみませんか?