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「因果応報」とは、どの様なものでしょうか?

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因果応報という言葉は仏教から来た言葉だとききました。
今では罰が当たったとか、悪い方面の意味で使われている気がしますが、本来の意味はどのようなものでしょうか?

私の中では、報われるのは要因が有るから。転じて、やって来たことはいつか(計り知れない程未来かもしれないけど)報われる。と、解釈していますが、正しい解釈でしょうか?


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

諸説あると思いますが

因果応報は悪い意味で使われがちですが私の解釈ですと…
「良いことをすれば良いことが返ってくるし、悪いことをすれば悪いことが返ってくるので、なるべく良いことをしましょう」と解釈しております。
では「良いこと」とは何なのかというのが奥深いところで、私の自論ですと「感謝されることをなるべく意識して実践すれば、感謝したいことが返ってくるのかな〜」と!
良い意味の捉え方ですが、人にとって役立つ商品などは間違いなく収益として戻ってきますよね。
スマホやパソコンなどは良い例かと思います。なるべく便利な世の中にしたいという信念が形になり、見事に全世界的に普及していますよね!あとはそれを良い文化にするのか悪い文化にするのかはユーザー次第だと思いますが。
「人のため」という観点で色々とみれるようになれば良い発想が生まれやすいかもしれないですね^_^

ちなみに「苦しみの原因は自分の中にしかない」というお釈迦様のコトバがありますが、他人(ひと)のせいにせず自分の行為を改めれば苦しみから解放されるという意味でも因果応報はあてはまるのではないかと思います。

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