どうしたら良いのでしょうか?
はじめまして。
長文失礼します。
私は昔から不思議な体験をしてきました。
子供の頃はそれが普通の事なのだと思っていましたが、年を重ねる内にそうではなかったのだと知りあまり人に話さずに生活してきました。
身の危険やダメージに遭遇すると何者かが知らせてくれたり。。
例えば車の運転中、前方車に浮き上がる物体が見えたので「なんだろ?」と思ってみると「距離をとれ」と頭に言葉が入ってくるのです。
その言葉に従い距離を取ったところ、信号を誤って入ってきた別の車との衝突を避ける事ができたり。。
この日ばかりは仕事が終わり気が緩んだ瞬間に泣き崩れてしまいました。
ある日は公園を散歩中、目の前に下半身だけの女性が現れ「あなたの来るような場所ではない。早く行きなさい」と。
その言葉は直接言われるのではなく、頭に入り私の心に感情として一瞬で伝わってくるのです。女性は戦時中に亡くなられた方のようです。
今までこんな事が多々ありました。
しかし良いことばかりではありません。
仕事でお世話になっているとある旅館には、足を踏み込めないトイレの箇所があります。
閉ざされたドアの向こう側に女性の気配がありますが、踏み込んでしまったら自分はどうなってしまうのだろう?と思ってしまう程です。
ちなみにこの旅館は、普段はそういった事を感じない人までもが何かしら感じ取ってしまう程有名な所なので、お坊さんの団体客は宿泊しません。
しかし、私には上に上げてあげる力が無いので何もできません。
あまりにも念が強すぎて私の心に伝わってくる為、この旅館を訪れた日には体調を崩します。
「深入りするな。やめとけ」と言葉が入ります。
また時々、亡くなられたお坊さんを見かけます。最初は「なぜお坊さん?」と思いましたが、この方が来られている日はあまり体調を崩す事がありません。ずっと徘徊されています。
かなり厳しい修行をされ徳を積み、高貴な香りを纏った方で、亡くなられてもまだ修行をされています。
幾度となく救っていただいた私は、どうしたら恩返しが出来るのでしょうか?
よろしくお願い致します。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
一般にはなかなか理解されがたい霊媒体質なんですね。
私は僧侶でありながらそういう霊を見たり、感じたり、聞こえたりする能力はございません。
しかし、高僧と言われる方々が、夢のお告げで、師僧に出会えたり、
前世でお浄土で仏様に教えを受けたりと、宗祖、開山さまと言われる方が、
そうおしゃるんだからそういう能力をお持ちの方がいらしても、
なんら不思議には思いません。
話は飛びますが、お経を仏様に前で上げるのはなぜでしょうか?
お経の意味や内容は仏様はもちろんお分かりになっていらっしゃる。
なのに供養という名目でお経を唱えている。
お経は唱えながら聞かせていただいているのは、自分自身であるように思うんです。
私どもが、差し上げられるのは、「報恩感謝」これしかないように思うのですがいかがですか?
極楽浄土には十分に美味しい食べ物や飲み物があります。
また、お金はいらないのが向こうの世界ではないでしょうか?
こちらで作った、または前世その前かもしれませんが、因果によって、その境涯が決まる。
ですから、お経を唱えたり、お供物を捧げたりするよりも、
「報恩感謝」。今こうして生かされている自分に感謝する。
自分の回りの人々すべてに感謝する。頭を下げてお礼をいう。
相手が阿弥陀如来さま、菩薩さま、えらいお坊さん、ご先祖さま、
存命でもすでにお亡くなりになっていようが、両親、兄弟、周りの人々、
動物、物、全てに感謝して生きていく。
それこそが、生かされた生き方だと思うのですが、いかがですか?
きっと、あなた様を守っていらっしゃる方も大層お慶びになることと思います。
あなた様は精一杯、この世を感謝の一年で生ききることです。
それこそが、恩返しになるのです。
あなた様がどうぞ、おケガや事故に遭われることなく、穏やかで、幸せな日々を過ごされることを、
l心より祈っております。
質問者からのお礼
浄光寺 三浦 康昭 様
お忙しいなか時間を割いてくださり、貴重なお言葉ありがとうございました。
全てに感謝して生きていく。
心がとても暖かく、穏やかになります。
私にはまだまだ感謝の気持ちが足りず、重要な部分が欠けていたので、三浦様のご回答を拝見している途中、「もっと自然界に目を。地元の根菜を」と。
住まわせていただいている土地や家、その土地で収穫された作物、土や水など、様々な物に感謝の気持ちを忘れずに。と受けとりました。
根本的な所が抜けてしまっていたら、全てに感謝して生きていく事は出来ないですよね。
神仏の御前、ご先祖様や亡くなられた方には、偽りの心は勿論、考えや思いが僅もずれる事なく伝わっているはずなので、日頃から様々な物や人に感謝し、生かさせていただいてる気持ちを忘れずに生きます。
生きている方も十人十色ですが、亡くなられた方もまた様々で、お茶目な方や無口な方、生前の楽しかった事や思い出など、為になる事を話してくださる方もいらっしゃるので、感謝の気持ちを忘れずに誠実に接し、この方々のように自分の使命を全うするまで、精一杯生きていきます!
ありがとうございました。