素人の作ったものは価値がない？
回答 2
有り難し 51ハンドメイドで雑貨を作るのが趣味です。とても大事にしてる趣味です。
先日、知人のお店で作ったものを置いてもらえることになり、その後売れたのですが、
店主に「プロの作家やクリエイターが作ったものと思われれば売れるだろうけど、実際の作者を明かしてしまうと、なぁんだ、趣味か、ってなるから誰が作ったか言わなかった」と言われました。
お店のお客様達は私のことを知ってる方ばかりです。
作品だけを見てもらえれば良いので、作者が誰なのか無理に宣伝して欲しい訳ではないので、聞かれない限り言わなくても良いですが、
そういう理由で隠されたのは、私の存在を否定されてるようでとても悲しかったです。
まるで自分には価値にがないみたいに言われた気がしてなりません。
私は偽って売る気も無いし、本業と趣味で、二足のわらじでハンドメイド作家してる方も沢山いるので、そういう考え方自体に驚きと悲しみも覚えました。
元々自分に自信がなく、すぐに落ち込んしまいます。今回の件はものすごく落ち込んだあげく、友人に八つ当たりまでしてしまい後悔してます。
店主は気も強くマウント癖もある方です。
自信があればくじけないんだろうなと、思ってしまいますが、それが出来ません‥。何か言われても苛立ったりくじけないようにするにはどうしたら良いでしょうか？どうしても自信がつきません。自分はだめと思ってしまいます。
どうぞよろしいお願いします。
お坊さんからの回答 2件
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自信より思い入れを大切に
私はハンドメイドという言葉が好きです。その響きに作った人の思いや温かみを感じるからです。
大事にしてる趣味があること、素敵だなと思います。その上、その作品をお店に置いているだなんて…すごいです。
相談者様の傷ついたお気持ち、よく分かります。大事な何かをバカにされれば、誰だって傷つきます。たとえ下手の横好きの趣味をもつ私だとしても腹が立ったことでしょう
それにしても今回の出来事で一番の被害者はご友人でしたね。完全なとばっちりです。今度あったときは手土産かお茶でもご馳走してあげましょう。
さて、
「プロの作家やクリエイターが作ったものと思われれば売れるだろうけど、実際の作者を明かしてしまうと、なぁんだ、趣味か、ってなるから誰が作ったか言わなかった」
と店長がそうおっしゃったのですね。もし一言一句違わないのであれば、あなたの誤解している部分が一点あります
何度も読み直しましたが、これは店主のイメージするお客様に対する発言であって、店主が目の前のあなたを見下した発言ではありません
「なあんだ趣味か」と私の趣味をバカにしてるじゃないとそう反論したくなる気持ちは分かります。これを言わせてるのは「店主のイメージするお客様の一例」に対してであって、店主の考えではありません。そうでなきゃそもそもあなたの作品を店に置きません
理解に苦しむかもしれませんが、趣味に対するスタンスの違いです。
もしも、それでもやっぱり店主を許せないと感じるのならば、相談者様はそういうつもりはなくても、お客様に売り込む商売の大変さを軽んじているからと言わざるを得ません
私の立場を例にあげますと、僧侶も衣をつけているから、世間様に一定の評価をもらえているのです。決して自分の実力で人から尊敬されていると勘違いしてはいけないと今でも先達の方々に戒められています
ここの悩み相談もしかりです。入り口をくぐってもらうための苦労がどの世界にもあります。雑貨であったとしても変わりません。買う側にはそれぞれの理由があります。ハンドメイドであれ、機械の製品であれ、「人を通して」届けられるのです
自信があればこんなことでくじけない、おっしゃる通りです。でも、自信を得たとして店主みたいな人になりたいですか？嫌なら自信がなくても大丈夫。自信なんかより、趣味にかける思い入れの強さこそ、あなたの強みなのですから。
あなたにとっての価値は、作ること。
その店主さんにとっての価値は
売ること。
そのお客様にとっての価値は
気に入ったものを見つけ買うこと。
価値観は人それぞれです。
他の人の価値観は気になりますが
あなたの価値観と比較することは無意味です。
あなたの趣味は雑貨を作ることで
それだけで充分楽しんでいるのに
その雑貨が売れるなんて
望外のことではありませんか。
質問者からのお礼
和田隆恩さま
ご回答ありがとうございます。買い手、売り手、作り手の価値観の違いを教えていただき納得しました。
作るのが楽しい、しかも売れたという喜びより、言われた事にフォーカスし過ぎてたかもしれません。それはもったいない事だと思いました。
これからは作る楽しさを大事にしていきます。それに価値があると言って頂けて、嬉しいです。ありがとうございました。
