仕事についての今後の方向性がわからない。
初めて相談をします。(長文失礼します。)
私はフリーランスで現在4つの肩書を持って仕事をしています。
1つは中学生のころに命を救われた夢で、その夢を叶えたくて仕事をするために上京もしました。
夢は叶い、仕事も少しずつですが出来た時、仕事仲間の一人がアイドルをやっているというので、興味を持ってライブを見に行きました。
歌うことも好きだったこととライブの雰囲気に魅了され、アイドルをやることになりました。
しかし精神疾患を発症し、療養のため実家へ帰りました。
実家へ帰ったことでその活動が出来なくなったので、何か他にできないか考えたところ、小さいころから習っていた書道を思い出し、書道家を始めました。
療養の間、自分を癒すために占いも始めました。
いつしか他の人も癒せたらと思い、個人鑑定や占いサイトでの占い師の仕事もするようになりました。
どの仕事も、元々は自分を癒すために始めたものですが、いつしか人を癒したい、笑顔にしたい。
自分がそうだったように、生きる勇気を届けたいと思い今も続けています。
しかし、少し前に『活動ジャンルが多すぎる。良く体調を崩しているし、一つに絞った方がいいんじゃないか』と言われ、悩んでしまいました。
病気のせいにしたくはありませんが、精神疾患を発症してから心身の不調が多くなりました。しかし疾患が活動の足枷になっているのも確かです。
1つに絞った方が楽ではあると思います。
精神疾患を持っていることは近しい友人や彼氏にしか話しておらず、他には公表していません。
なので体調を崩す理由を話せない分、事情を知らない人たちにとっては私は『体の弱い人』なのでしょう。
公表も考えましたが精神疾患はまだ偏見も多く、アイドルグループの他のメンバーにも迷惑がかかると思ったのでやめました。
しかしどれも私にとっては人生をかけてやると決めた仕事ですし、命が尽きるまでやっていくと目標を立てた仕事たちなのでどうしても1つに絞ることは出来ません。
でも現状、あれこれ手を出しすぎてどれも中途半端になってしまっていると感じているのも確かです。
それは自分が一番進みたくなかった道なのですが、どういう道を進んでいけばいいのかわからなくなってしまいました。
私はこれからどうしたらいいのでしょうか。
お智慧をいただけますと幸いです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
随流去~流れに随っていきましょう
ご相談ありがとうございます。
>人を癒したい、笑顔にしたい
とても素晴らしい動機ですね!
私は一つに絞る必要は無いと思いますよ。
もちろん、無理があってはいけないと思いますが、できる限りで両立していくべきだと思います。
一つのことに集中して極めるのもひとつの道だとは思いますが、様々なことに通じていて、そのことがそれぞれにいい影響を及ぼしているほうが、とても人として魅力的だと感じますし、仕事にもいい影響を及ぼすのではないでしょうか。
その中で、いい方向に進めるのではないかと思います。
それが一つに絞る、二つに、もしくはもっと増えるかも…
「随流去」ずりゅうこ
流れに随っていきなさい。
一つを磨くことが他のものを磨くことにもつながります。
すべてがあって一流。
そんな道も素晴らしいと思いませんか。
今は中途半端だと感じていても、続ければきっとそれぞれが本物になります。
それぞれがあることで輝ける、そういうのいいと思いませんか?
流れに随っていきましょう。
私見ですが、ご参考になれば。
どんな仕事を精一杯したいのでしょうか?
maya 様 相談ありがとうございます。
ひとつの考え方として、
もし、精神疾患が明日突然治って、元気になって、誰かに魅了されることもなく、活動ジャンルが多すぎるなどと言われたことを気にすることもなく、パートナーに影響されずに、自分で全て物事が決められるとしたら、あなたは、どんな仕事を精一杯したいのでしょうか?
何の制約もなく、選べるとしたら、何をしたいのでしょうか?
そしてそれが実現したとして、あなたはどんな感動が味わえて、どんな人と一緒にいて、どんな人に素晴らしい影響を与えているのでしょうか?
その未来の感動体験を、味わってみてください。
それが、あなたの目的になるでしょう。
たとえその目的に向かう時に、あなたより優れている人がいたとしても、あなたは自分の感動体験を味わうために、嫉妬することや比べる事なく、あなた自身の道をいけるでしょう。あなた自身で、あなたの心のままに決めたことですから、あなたが自分で道を進んでいくのです。
もし、明日、元気になって何の制約も無かったら、本当に何がしたい?
考えてみてくださいね。
一礼
副業はいいことだと思いますよ
mayaさん、副業と精神疾患についてお悩みということですね。ご相談を読みまして、ひとつ思うところがありましたのでお話させてください。
4つの肩書をお持ちということですが、どれも中途半端に終わってしまい悩んでおられる状況。多くの肩書をお持ちの方も社会にはおられるわけで、それ自体は何も悪いことではないと思います。しかし、人によって二足の草鞋を履くのに「向き不向き」があるのではないかとも思います。mayaさんご自身が中途半端になってしまっていると自覚されていることから、4つの肩書からひとつ削ってみることをお勧めします。肩書を絞ることは決して「楽する」ことではありません。専門分野の選択と集中を行って他の分野の専門性を挙げることにつながる創意工夫です。どの分野を削るかは、ご家族知人にご相談し最終的にはmayaさんの心の声に従ってご判断されると良いでしょう。精神疾患をお持ちということで、体調を崩すことがあるようですが、肩書を減らし環境を変えることで、前向きな影響が現れるかもしれません。希望を持ち、たくさんの可能性を試されたら良いと思います。勇気をもって行動してみてください。