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家族の元に逝きたいと思っています。

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有り難し有り難し 9

つい先月、父が亡くなりました。
私は今年帰って来たばかりで、こんなに早く別れが来るとは思っていませんでした。

私が帰って来てからは力が抜けたように寝たきりになり、ほぼ寝て過ごしたり、ぼーっとしていた父。

慣れない介護をしながら、私も教習所に通っていてイライラをぶつけてしまったりしました。頭では「言ったら絶対後悔する」そういうふうに思っても止める事が出来ませんでした。

そんな中家庭内での事故で父は亡くなってしまいました。

その日からずっと私は後悔と父への懺悔の気持ちでいっぱいです。

そんな中たくさんの人が支えてくれ気にかけてくれるのでとても感謝しています。

ですが、なんだか疲れました。

1人なんだから早く働いて生活を安定させて、結婚して家族を持って…全員ではありませんが、周りの方のその言葉が嫌で嫌でたまりません。

確かに私は、母も幼い頃に亡くなっており兄妹もいません。遠い地方に母方の祖母がいるだけで実質1人です。
分かってはいるけど、なんだか考えを強制されているようで苦しく感じます。

次第に、父母、大好きな人がみんな天国にいるのだから私が行った方が早くないか?なんて思うようになり、手首を切ろうか、首を吊ろうか…と考えるようになりました。
最近、有名人の方々が亡くなっているのもあり、自殺をより身近に感じるようになりました。

死ぬ場所と、道具も決め、遺書も書きました。が、死のうとすると怖さがじわじわと湧いてきて、疲れて寝る。そんなふうに生きてます。

頭痛も増え薬を飲み、ストレス性皮膚炎も再発して、睡眠時間も不規則で何をやるにも億劫で無気力に近いです。

そんな中、母方の祖母の所に引越しが決まりましたが不安でいっぱいです。
でもやる事は自分でやらないと迷惑かかるし怒られるし…なんとか振り絞る感じでやってます。
楽になるにはどうしたらいいでしょうか。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

心身ともに休めて癒して下さいね

拝読させて頂きました。お父様が突然お亡くなりになられてあなたはとてもさみしいおもいをなさっておられるのかと思います。
お亡くなりになられたショックもあるでしょうし、お父様の死をなかなか受け入れることをできないのではないかと思います。そして今までの介護からの疲れも心身ともにたまっているのではないでしょうか。あなたのお気持ちを心よりお察しします。
できるならば一度ゆっくりと心も体も休めてみてはいかがでしょう。
おそらくお父様のお世話からお亡くなりになられてお葬儀等にてあなたの心も体もだいぶ疲れ果てていると思います。あなたの心も体も今限界に達していると思います。

お父様が仏様に救われて心から安らかになります様お祈りさせて頂きます。南無阿弥陀仏なむあみだぶつ

お父様をご供養なさることの大切ですが、今先ずはあなた自身を癒して疲れを回復なさって下さい。
あなたは独りぼっちのようであっても沢山のつながりの中で生きています。今あなたは私達ともこうしてつながっていらっしゃいます。あなたがどう生きていらしゃるのか心配でもあります。
先ずはあなた自身を大切なさってみて下さい。お祖母様のところにお引越なさるのも心身ともつかれた状態でひっこすよりは少しでも休んで回復なさってみてからでもいいのかとも思います。或いは引越しした方が落ち着くのであるならば引越ししてからゆっくりと心身とも休んでみて下さいね。そして英気を養って下さい。

あなたは今もこれからもお父様やお母様や多くのご先祖様方がいつも優しく見守っていて下さいます。
あなたがこれからも皆さんに見守られながら毎日を穏やかにお健やかに生きていかれます様にとお父様やお母様そしてご先祖様方にお祈りさせて頂きます。
またぜひあなたのお気持ちや状況もお聞かせください。私達はいつもあなたを待っています。

再度拝読させて頂きました。
あなたがご自分のことを大切になさって心から安らかに生きていくことを心から応援させて頂きますし、心から祈っていますね。あなたの天寿はまだまだ沢山与えられていますからね。

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有り難し
おきもち

Kousyo Kuuyo Azuma
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラ...
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質問者からのお礼

父や母、先祖のために祈っていただきありがとうございます。
そして、温かいお言葉ありがとうございました。
涙が溢れしばらく泣いてしまいました。

今一度、自分自身としっかり向き合う時間を作ろうと思います。

ありがとうございました。

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