18年前の中絶経験を思い出して辛いです
私は18年前に中絶経験があります。
当時、正しい性の知識が無いまま初めての行為で妊娠してしまい、幼かった為に産むことが許されず中絶しました。周りでこの事を知っているのは母だけです。
その後、今の夫と結婚し、現在妊娠中です。
中絶後は妊娠しずらくなるとの噂もあり、心配していた為、結婚後すぐに妊娠できたことに夫婦で喜びました。
しかし、喜びと同時に妊娠の初期症状が出始めると、忘れていた過去の妊娠・中絶を鮮明に思い出し、改めて「自分はとんでもないことをしてしまった」と後悔するようになりました。
一人で長くいるせいか気分も落ち込み、日々思い出して辛いです。流産の兆候が現れると、あの時産んであげられなかった子は絶対に私を恨んでいるだろう、だからお腹にいる子を連れ去ろうとしているのではないか、私は許されないことをしてしまった、いまお腹にいる子と共に死んでしまった方が良いのではないか、と考えてしまいます。
夢にまで赤ちゃんが出てきて「どうして産んでくれなかったんだ」と言われる夢まで見てしまっています。
夫にも打ち明けていない為、誰にも言えずに苦しいです。唯一中絶を知っている母は、当時まだ幼かった私の中絶にひどく傷つき、中絶直後から「忘れなさい」と言われ続け、それからは母との間でも中絶について話すのはタブーとなりました。
母は世間体をかなり気にする方で中絶のことは「誰にも言うな」と強く口止めされてきました。そのため、私の中でも「中絶は許されないこと」として刻まれており、すごく後悔しています。
現在妊婦検診で診て頂いているお医者様も母の知り合いの為、中絶経験があることを隠しています。夫にも黙っており罪悪感に押しつぶされそうです。ですが、夫には絶対に話す気はありません。
どうしたらこの辛い気持ちが軽くなるのでしょうか。
私が悪いことはわかっているのですが、苦しくて悲しくて辛いです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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ひとりで抱え込まないで
命には必ず意味があります。
中絶したお子さんの命にも、必ず意味があるはずです。
ねこさんを悲しませるためだけにこの世に生を受けた命ではないはずです。
その命に真の意味を見出すことが出来るのは、母親であるねこさんでしょう。
状況から察するに、おそらく初めのお子さんの御供養があまり出来ていないのではないかと思いますが、いかがでしょうか?
旦那さんにも黙ったままでいる、という意思を尊重してアドバイスいたします。
今からでも決して遅くはありません。
中絶したお子さんを供養してあげてください。
自宅の仏壇に位牌を設けなくとも、寺で預かり、供養することは可能です。
まずは信頼できる和尚に、包み隠さず訳を話してみてください。
あちらでこころ安らかになれば、亡くなったお子さんはきっと、これから生まれる弟さん、妹さんを優しく見守ってくれるはずですよ。
ねこさんの心が晴れ、お腹のお子さんが元気な産声をあげて生まれてきますよう、ご祈念申し上げます。