自己紹介
宗派は臨済宗、前職は自衛隊員。
京都の専門道場で7年の修行生活を送りました。
禅僧として生きる中で学び得たこと、古則から学んだことを糧として、少しでも多くの方の心の支えになれればと思っております。
オンライン個別相談
回答した質問
孤独感の根源を観察してみては?
禅では、常に理由を己の中に求めます。自身の捉え方を変えることで、捉える世界を変えます。他力ではないので見方によっては厳しく思えるかもしれませんが、地に足を着けて自力で踏み出すアプローチだ、という...
なった人しか、分からない
ガス欠を起こしたクルマは、1ミリたりとも前に進めません。今まで当たり前に走っていたのに、蟻の歩みの方が速く見えてしまう。クルマは給油ができますが、人はそう簡単にはいきません。
しんどい...
自身がどう見るか、それだけです
誰かと比べて自分は◯◯。
平均と比べて自分は◯◯。
あの人よりも自分はマシ。
現代社会に生きていると、人は相対的に見ることで自分を捉えることに慣れます。そうして、無意識のうちに安心を...
“疎遠”、“遅過ぎ”は自身の捉え方次第
ご自身の切なる思いに気づけたこと、とても良かったですね。時間を経て、この今そう思えることにも、意味があるのだと思います。
人は「今この時」を生きています。過去のどうのこうのにエネルギー...
今を生きましょう、未来は明るい
過去の不倫に深く反省し、自省の念に毎日を過ごされていること、文章から切々と伝わってきました。
釈迦は「不倫はしてはならぬ」と言ったそうですが、罰は設けませんでした。これは、「不倫をする...
できることから少しずつ
さぞお辛い思いをされていることと思います。すずらんさんも、あまり自分を責めないでくださいね。毎日食事を作ることだって、立派なことですよ。
子育てをしながら親も成長するといいますが、現代...
比べなくてもいいのでは?
「友人のことが大好き」という素直な気持ちに向き合ってみてはどうでしょうか。
人は、自分と誰かを比べて満足を得たり、逆に不満を得たりしやすいものです。そうやって比較をして、相手との関係性...
一番弟子とはそういうもの
禅の修行にも、同じように師弟関係が存在します。釈迦から達磨を経て現代に脈々と伝わる法の流れを受け継ぐ「老師」と、そこに全身全霊でもって日夜挑む「弟子」のとの間で今日も問答が繰り広げられておりま...
私も吃音症でした
教室で出欠確認の為に先生に名前を呼ばれたとき、
「はい、元気です」
のひと言がどうしても出てこなくて、小さな頃苦労しました。
小学校の頃は音読が怖くて仕方なくて、中学以降は英語の授業で当て...
不必要な苦労など、ないのでは?
結婚することで相手や子どもに苦労を背負わせてしまう。
わんわんさんは「苦労」というものに対して強い負のイメージをお持ちのようですね。
人の人生には、苦楽があります。
感情にも波があるよ...
自分本意になってはいませんか?
心の余裕がなくなると、視野も狭くなってしまうものです。
そういうときは、意識して周囲に目を配り、気を配り、心を配るのが良いでしょう。
ご夫婦で暮らしているのですから、一番近くにいるのは奥...
同じ境遇なら、釈迦も悩むのでは?
釈迦が教えを説いたのは、約2500年前であると言われています。
当時はインターネットはもちろん、電気だってありませんでした。
今のにゃんこさんと同じ境遇に置かれたなら、釈迦といえど悩むことだ...
マハーヤーナ(大乗仏教)の見解
五戒の第3番目、「不邪婬戒」をどう解釈するか。
充ちるさんのご質問は、こう言い換える事ができると思います。
釈迦が教えを説いた後、仏教は時を経て世界に広まっていきました。
現在の仏教は...
手紙を添えて郵送してはどうでしょうか
いずれ会えたときにと思っていても、いずれ、またいずれ、と先延ばしになってしまうことはよくあることです。
ひるさんも気掛かりに思ってらっしゃるようですし、ここは郵送してはどうでしょうか。
...
「試練」ではあれど、「罰」ではない
釈迦は、この世の一切の事象は皆因縁により生ずる、と説いたそうです。
しかしながら、らららさんの仰るように「何も悪いことをしていないのにどうしてこんな試練を与えられる人がいるのか」と考えてし...
魑魅魍魎もいる、それもまた事実です
怒りを覚えるお気持ち、ごもっともだと思います。
人の言動というものは、良くも悪くも、時として周囲の人に大きな影響を与えます。
どうして平気でそんなことができるの?
どうしてそんな言葉を...
「そういうものだ」と受け止めること
親戚のお子さんと分かり合いたいと願うまるさんのお気持ち、お察しいたします。
多くの親戚の方々と共に喜びを分かち合う素晴らしいウェディングパーティーができた。
しかしながら、親戚の子の一言...
生きていく、実はそれ自体が凄いこと
日々生きることへの閉塞感、孤独感からくる寂しさ、お察しいたします。
みちさんは、「自分は努力を重ねてきたが、本来望む人生とは違う方向に舵をきってしまってきた」とお思いなのではと思います。
...
毅然とした態度で
ママ友さんは、さくらさんを本当に良き理解者だと感じておられるのですね。
「自分の弱さを洗いざらい曝け出しても、この人なら受け止めてくれる。」
さくらさんへの信頼たるや、半端なものではないご様...
世間体なんか気にしないで
前回のご質問も読ませて頂きました。
入籍して半年、結婚式を来年に控えた中での進退決め難いご心情、お察しいたします。
交際期間も長いようですし、これまでのおふたりの歩みを考えると、情も湧い...