兄を殺したいと思う気持ち
毎日のように兄の死を望んでいます。
面と向かって言うことはありませんが、心の中でいつも死んでくれ、と思ってしまいます。
社会人になっても自立できず出戻り、給料も遊びに使い切ってしまう。そんな兄の面倒を両親はみています。
にもかかわらず、気に入らないことがあると、母に「俺は精神病なんだ、ストレスをかけるな」「俺は感情のコントロールができないんだから怒らせるな」とわがままを正当化するように喚く兄を見る度、死んで欲しいと思っています。
親戚に入院する人が出た際に「もし親が病気になったらお前が介護しろ。俺は長男だから遺産は多く貰うからな」
そう言われた時は自分の手で殺してやりたくなりました。兄は両親をなんだと思っているのかと。
だけど、それは良くないことだと知っています。だから思うだけにしていたのですが、我慢するのがちょっと大変になってきました。
物に当たるのも嫌で、人に当たるのはもっと嫌です。なのでこのところ、嫌なことがあると自分を殴ったり叩いたりしています。
やっている時の自分はとても滑稽だと思います。なによりそんな頭の悪い事をするくらい、他人に死んで欲しいと思っている自分自身が嫌です。
私がこの先家を出て両親を支えられるようになるまで、どのようにこの気持ちに折り合いを付けていけば良いのでしょうか。
長文にもかかわらず読んでくださっている優しい方、ありがとうございます。
何故だか空行が反映されていなくて、読みづらくなっているかと思います。すみません。
そんな考えは心の弱さ故で、馬鹿馬鹿しい甘えだと叱ってくださるのならそれでも構いません。ただ何か少しでも助言をいただけたら、とても嬉しいです。
死んでほしいと思ってしまう
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問題の把握と対処
こんにちは、初めまして。
回答僧へのご配慮有難うございます。
お辛いですね。
あなたはこう書いています。「物に当たるのも嫌で、人に当たるのはもっと嫌です。なのでこのところ、嫌なことがあると自分を殴ったり叩いたりしています」と。精神状態が穏やかでないのにも関わらず自制をして、当たり散らすことを良しとしない。ぎりぎりまで自分の基準を守ろうとするそのお心に、芯の強いお人だと感じました。しかし、自制してもしきれず、持て余して自罰的な行動に出ている。ここは、次なる手を早急に考える必要があると思います。
ただ、状況的に把握しきれない部分があります。
「社会人になっても自立できず出戻り、給料も遊びに使い切ってしまう。そんな兄の面倒を両親はみています」と書かれています。この「給料」とはお兄さんの「給料」(それともご両親の?)なのでしょうか。
また、お兄さんが「俺は精神病なんだ」という言葉は、医師の診断によるものなのでしょうか。また、それならば通院服薬は継続的に行われているのでしょうか。それとも自己診断なのでしょうか。自己診断なら「わがままを正当化」とも言えますが、本当に「精神病」ならこれは対処が変わってきます。
これに伴って、ご両親は何と言われているのでしょう。
「精神病」だからとことん付き合っていくというおつもりなのか。
お兄さんの心身を影響を与えてしまった過去があるから、自責の念からお兄さんを引き受けるということなのか。
あなたは文末で、自分の思いが「心の弱さ」「馬鹿馬鹿しい甘え」と言われるかもしれないと言われていますが、全くそんなことはありません。むしろ、家族の先行きを心配し、問題に対処しようと懸命になって踏ん張っている姿を後押ししたい、と思っているぐらいです。
ただ、この問題は、一家族の中だけで抱えるには大きいように思います。
ましてや、あなたの心の中だけの問題では済まされません。
問題の根源たるお兄さんに対峙しない限り、この先も同様のことが継続するでしょう。
市役所の福祉担当窓口に相談し、ソーシャルワーカーや市の心の相談窓口などを活用しつつ、第三者を入れた方が賢明かと思います。当面の悩みはここで吐き出したり、相談しつつ、ベターな改善策を考えていきましょう。
事実関係が把握できない部分があり、出来るところでの回答となりました。
質問者からのお礼
ご回答ありがとうございます。
拙い文章に、とても丁寧に回答してくださり嬉しく思います。蛇足とは思いますが、不確定な部分について補足します。
現在、兄が精神病であるという事実はなく、通院歴もありません。
給料は兄のものです。ただ、大半をプラモデルに使い貯金をしないため、身の回りのものは頻繁に親が支払いを立て替えています。
両親は呆れ、時折一人暮らしをしろと促しますが、逆上するか、俺は病んでるからできないと言います。
日付が変わってから帰宅する父、学費のために資格を取り働く母の姿も一緒に見ています。良い両親です。虐待はありません。
なのに何故と兄を理解出来ず、質問のような気持ちを抱えていました。
こんな私の悩みについて対処を真剣に考え、後押ししたいとまで書いてくださる方がいることが、とても嬉しかったです。
窓口や相談室、調べてみます。
返信まで長々とすみません。
ほんとうにありがとうございました。