両親のこと
30代の者です。
父は70代母は60代。
両親には今まで育ててきてくれた事にはとても感謝しています。
しかしどうしても好きになる事が出来ません。というか嫌いです。
父は小さい頃から私をからかう事や嘘が多く、私をネタに大人達を笑わせたりもしていました。私が真剣に話をしても馬鹿にしてとりあってくれませんでした。
母は私が小さい頃から仕事をしていたので、病気の時ですら1人で過ごしていました。また、兄からのいじめもひどく、叩かれる、布団に生き埋めにされる、ひどい時はお腹をけられる。
そんな兄を母は忙しかったからか、しっかりと止めてくれる事はしてくれませんでした。
今は対人恐怖、社会不安障害で人がものすごく怖いです。
でもここまで生きてこれたのも両親のおかげ。でも両親に対する不満ばかりが頭から離れません。
どうしたら良いでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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私も同じでしたよ
ウチの親も70代60代です。
結論を先に言うと、戦後世代の悲しきサガだと思ってあきらめましょう。
そういう言い方しかできない。
チョッカイ出す、いじる、からかうという謎の愛情表現なのです。(てゆうか愛情ではないよね)
人の前で子供のことを語る時どうしても謙遜のつもりなのでしょうが、謙遜が行き過ぎてバカにしているレベル。やっかみを避けるためであると言います。
まぁ、不自然極まりない行為です。
相手から心配されるほどの時もありました。
日本は謙遜、謙譲、陰徳の文化故に、良い面もあるのですが、反面悪い面もあって、行き過ぎると謙遜の名の元、低評価につながることもあります。
私は親に高い人間性を求めることをやめたら楽になれました。
親の評価は心の中に取り込まなくてもいいのです。
あなたを正しく評価してくれる人の所に行きましょう。自己肯定感を高めるためには自分の好きな事をトコトンやり遂げる。それによって、必ず共感者が生まれ、共鳴します。その中に安心感が生ずる事でしょう。今、何もなしで居てみてください。
おやからのディスりがあってもなくても貴女はあなたなのです。
そこをそのまま頂けば(直下承当)、なんの過不足もないのです。
不足感、寂寥感なども、あとからの自分への評価でもあるからです。
私は色々な方から評価されても最終的に自分を評価するのは自分なので、人の評価はあまり気にしません。ただし特別な人からの評価はよく耳を貸します。
道元「恥ずべくんば明眼の人の言を恥ずべし」
ちゃんとした人からの評価だけを恥じなさい。人間的に聖人レベルでもない人の意見をなぜそんな真に受ける必要がありましょうか。あなたが親をも受け容れるくらいの度量を持てる道。それが仏教、仏道です。
質問者からのお礼
お返事ありがとうございます。
親が嫌いという事が悪と思えて、本当に信頼している人にさえ話しした事がありませんでした。
回答して下さった言葉、本当に心の奥深くにしみました。
ありがとうございました。