人を恨む心を消せないです。
前の職場で長期に渡り嫌がらせを受けて耐えられず退職しました。
一からやり直したいのですが、前の職場でされた事が忘れられず苦しいです。
早く忘れたいのですが相手の人達が不幸になるよう願ってしまい、恨みが消せずに新しい生活をしていても気持ちが立ち止まってしまっています。
どうしたら人を恨む気持ちを消して心穏やかに過ごせるようになるでしょうか。
どうしたらネガティブな記憶を忘れる事ができるでしょうか。
アドバイス頂ければ有り難く思います。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
【決別】きっぱり別れること。再び会うことのない別れ。
"どうしたらネガティブな記憶を忘れる事が"
残念ながら、記憶を消す事はできません。実際に起きた出来事を無かった事にすることもできません。
しかし、ネガティブな記憶であろうと、たとえポジティブな記憶であろうとも、すでに過ぎ去った過去は、あくまでも【過去】であるとしっかり認識する必要があると思います。すでにそれは現在進行形ではない、過去完了形の事象であるとしっかりと認知し、そして【決別】すべきなのです。
いつまでも恨みを手放せない人。あるいは過去の栄光を手放せない人。いつまでも過去に居座ってしまう人たちに共通して足りないものは【決別】という作業だと思います。
どうかあなたも、かつての恨み、後悔、落胆、、、いろんなモノにきっちりと別れを告げ、一日も早く新たな地平に向かって歩み始めてください。
何か卒業式的なケジメをつけたほうが決別しやすいとお考えであれば、そんな時こそ、お寺に出向いて一巻読経をしていただいてはいかがでしょうか?
質問者からのお礼
アドバイスありがとうございました。
過去の栄光にすがるというのは恥ずかしい行為だと思っていたのですが、過去に拘る点では今の私はそれと何ら変わらないと知ってハッとしました。
なかなか自分の意思だけでは過去と決別できない性格なので、仰るように卒業式的な事をしてみようかと思います。
地元のお寺で読経など受け入れて貰える所を探してみようと思います。
ありがとうございました。