人のことを許せない回答受付中
人から言われたことやされたことを反芻して、落ち込んだり憎んだりすることを繰り返してしまいます。
今私はうつで心の調子に波があり、人生をお休みしている最中です。
高校時代に「自殺しそうだよね」と言われたことを思い出して「やっぱり私って昔からそういう人間なのかな」、「なんでそんなこと言うの?」、「つらい」、色んな感情が一気に押し寄せてきました。
これ以外にも、人(親友から家族からそこまで関係性がない人まで)に言われた些細なことや嫌なこと、されたこと等を思い出しては憎たらしい気持ちや悲しい気持ちになり、許すことができません。
そういう頑固な部分が、うつになった原因の一つであるとも思っています。
私も人に対して、同じように言ってしまったことやしてしまったことが沢山あるはずです。なのに自分ばかりが被害者のように、人に「してもらったこと」よりも「されたこと」をいつまでも忘れない、こんな自分を変えたいです。
・人の目を気にしてしまう ・他人を羨むわりには自分では行動しない ・人のことを許せない ・過去のことを反芻してしまう ・楽な方へと逃げる
お坊さんからの回答 2件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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あなたの心が許されますように祈ってます
拝読させて頂きました。
あなたは人から言われたひどいことや人からされたひどいことを思い出し、怒りや憎しみが湧き起こり許せないのですね、悲しみにさいなまれてしまうのですね。詳細なあなたのことや心の中はわからないですけれども、あなたの辛いお気持ちや悲しみを心よりお察しします。
あなたのその辛い思いや悲しみや人から言われたことも含めてどうかお聞かせ下さい。あなたの心の中で抱え込まずに思いつくままにお話しなさって下さい。
またあなたの思いを仏様や神様やあなたのご先祖様にも心からお伝えなさって下さいね。
仏様や神様やご先祖様はあなたの思い全てを受け止めて下さいます、あなたのお心に寄り添って下さいます、あなたを優しく受け入れてお救いなさって下さいます。
あなたはいつでもどこでもどんな状況の中でも仏様や神様やご説明様に優しく見守られておられるのです。
またあなたは今までもこれからもずっと沢山の方々とのご縁に恵まれています、沢山恵みを受けながら生かされているのです。
あなたは憎いと思ったり許せないと思ってしまい、かたくなになってしまったことがうつの原因なのかと思っておられるのでしょうから、少しずつ憎しみや許せないという思いを手放してみてはいかがでしょう。
あなたが様々な恵みを受けて生かされていることや守られていることを少しずつ受け入れて感謝の気持ちを持ち自分や周りのことを認めていってみてはいかがでしょう。
なかなか直ぐに切り替えていくことはできないかもしれませんが、ほんの少しずつ気持ちを切り替えてリセットなさってみてはいかがでしょうか。
あなたがこれから怒り憎しみから離れて沢山の恵みやご縁に感謝なさり、沢山の方々とのご縁の中で心豊かに生きることできますように、あなたの心が健やかにご回復なさっていかれ皆さんとお互いのことを思いやり助け合いながら幸せに生きることできますように心から仏様や神様やご先祖様にお祈りさせて頂きます。至心合掌
そしてあなたを心より応援させて頂きます。
またあなたを心よりお待ちしております。
うつの症状による可能性が高い、自分を責めないで
七星様
はじめまして。
今はうつで波があり大変苦しい状況なんですね。
そんな中、勇気を出してのご質問をありがとうございます。
七星さんは人を許せないない気持ちなどを持ちたくなくて、
変わりたいと思っていらっしゃるのですね。
まず、うつ病の時に「許せない」「気になる」といった感情が強くなるのは、脳の特定の機能がうまく働かなくなっているためと考えられています。
ですので、七星さんが悪いのではありませんから、ご自分を責める必要はありません。
うつ病の時に「許せない」「気になる」といった感情が強くなるのは、脳内の神経伝達物質のバランスが乱れ、感情や思考を司る脳部位の機能が変化することなどが複合的に作用していると考えられます。
これらは「気の持ちよう」ではなく、脳内で実際に起きている生物学的な変化によるものです。
適切な治療を受けることで、これらの脳の機能が改善され、感情のコントロールがしやすくなることが期待できます。
うつ病が回復に向かうにつれて、「許せない」という強い気持ちは和らぐことが期待できます。
脳の機能が低下しているため、
感情のコントロールが難しくなり、普段なら気にならないことも
「許せない」と感じてしまうこともあるでしょうね。
もちろん、完全に「許せる」ようになるかどうかは、状況や相手との関係性、ご自身の性格など様々な要因によるかなと思います。
回復のプロセスは人それぞれですが、焦らず、治療を続けることが大切です。
「ああ、私は今、許せないと感じる自分がいるんだな」これだけで、ジャッジしないのがベストだと思います。回復したときにまた考えたら良いのですから。
薬物治療、カウンセリング、規則正しい生活、ストレス解消などをしながらゆっくりマイペースでお過ごしくださいませ。
おだいじに…