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絶縁した弟、疎遠の父母との関係修復

回答数回答 1
有り難し有り難し 21

30年前、借金問題で弟とは絶縁しました。同時に弟に甘い父母にも愛想が尽き疎遠となりました。そんな父が一年前に要介護5になり、母は弟を頼って新しい土地に引っ越しましたが慣れない土地での介護に疲れ、半年前に「会いたい」と連絡してきました。
30年の間、結婚・出産・育児・仕事・同居…と人並みの生活を送りそれなりに苦労し、世の中のことも少し知りました。親となり親の気持ちも分かるようになりました。30年前に振り上げた拳を下ろす勇気がほしいのです。心構えをお教え下さい。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

再出発

こんにちは、はじめまして。

「世の中のことも少し知りました。親となり親の気持ちも分かるようになりました」という一文にあなたの感慨深さが凝縮されています。

「30年前に振り上げた拳を下ろす勇気がほしい」とのことです。
あなたは、既に心の中では拳を下ろしているではないですか。

「自分の拳を下ろ」す「心構え」の問題ではなく、むしろ「自分の拳を下ろ」した姿が父母と弟さんにどう映るかを案じているのではないですか。

「会いたい」、そのお母さんの切実な思いがある。
あなたは拳を下ろした。
再出発に何の障害がありましょう。

誰が悪かった誰が正しかったのを今更蒸し返す必要もなく、先方にもそんな気はないのでしょう。当時には当時の判断があった、それだけです。

会いにいって、久しぶりといえば良いでしょう。
何事もなかったかのように、時計の針は再び動き出すはずです。

追記
ご返信ありがとうございます。
お役に立てれば嬉しいです。
きっと上手くいきますよ。
お幸せを願っております。

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有り難し
おきもち

釋 悠水(しゃくゆうすい)
浄土真宗本願寺派報恩寺住職(兵庫県三木市) 本願寺派布教使 元本願寺布...
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質問者からのお礼

早速のご返答をありがとうございます。拝見いたしました。
そう、既に心の中で拳は下がっていました。そしてそれを父母弟に受け入れてもらえるか、不安でした。
お言葉に諭されました。
もうややこしく考えることはしません。会ってまいります。

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