道のお地蔵様の前掛けの交換
見つけてくださって、ありがとうございます。
以前、お地蔵様の前掛けについて質問させていただきました。今回は、お地蔵様の前掛けの交換について質問させてください。
以前お地蔵様にお供えした前掛けが、風雨に耐えたためちょっとボロボロになってしまいました。そのため、新しいものと交換しようか、それとも洗おうか(洋服のようにじゃぶじゃぶ)迷っています。
新しいものと交換or洗う、どちらがよろしいのでしょうか。
また、新しいものと交換する際、作法はありますでしょうか(お経を唱える、古い前掛けをお寺にもっていく等)
よろしくお願いいたします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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手を合わせてお参りしてから、取り変えてあげましょう
桔梗のさんのように若い方がお地蔵さんの涎掛けや帽子を縫って取り換えようとする。素晴らしいことですね。
取り替えて、一年ぐらいなら布地はそんなに傷んでないと思いますので、洗濯してあげるだけでも良いと思います。二年三年経過すると、布地は傷んでしまいボロボロになってしまうと思います。その場合は、取り替えてあげた方が良いと思います。
特に作法というのは定められていないと思いますが、以下の通りにしたら礼に適っていると思います。
1、お地蔵様に合掌礼拝。
2、古い涎掛け、帽子を取り外す。
3、新しい涎掛け、帽子をかけてあげる。
4、お地蔵様に向かって名号か御真言をお唱えする。
名号「南無地蔵尊菩薩」
真言「オン カーかーカー ビ サンマーエ ソワカ」
5、合掌礼拝
6、私の寺では、お盆の迎え火を焚く時に古い位牌や塔婆と一緒に、外した
お地蔵様の涎掛けや帽子も一緒にお焚き上げしています。お盆が過ぎま
したから、小正月の前にどんと祭がありますよね。正月の松飾や前年の
祈祷札をどんと祭に出すときに、古い涎掛けや帽子も一緒に出せばよい
と思います。
質問者からのお礼
コメント、ありがとうございます。
勝手にお地蔵様から前掛けを外すのも気が引けるし、古い前掛けをゴミ箱にぽいっと捨てるのもな…ともやもやしていましたが、おかげさまで、ほっとしました。
あまり裁縫が得意ではないですが、精いっぱい、ご奉仕させていただこうと思います。
ありがとうございました。