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会いたくない。と思うとき。

回答数回答 1
有り難し有り難し 7

いつもお世話になっております。
ありがとうございます。
身近な人から傷つく言葉をきいてから、
会いたい気持ちがなくなってしまいました。
ですが、またいずれ会うときがくると思います。
会いたくない人と会ったとき、
まわりのことを考えると、笑顔でいた方がいいと思うのですが、
自然と顔に出てしまいそうです。。

どのような心構えで居たらいいのでしょうか?


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

私は常にこの問題に悩んでいます

私は常にあなたが悩んでいらっしゃる問題で悩んでいます。

坊さんという立場上、いろんな人と会わなきゃいけなくて選り好みできません。簡単に避けるわけにも、喧嘩するわけにも、話さないわけにもいきません。

つねにいろんな人に酷いことを言われ、そのトラウマみたいなものに怯えながら生きています。

ただ、そこは仏教を少しはかじっていますから、仏さまの智慧により処方箋みたいなものはもらっています。

仏教では、判断が苦しみの原因だと考えます。判断を分別といいます。もともとのインドの言葉では「分けて考える」という意味です。こうでないものと分けて「こうである」と考えるのが判断ですよね。分別、たとえば「この人は嫌だ」という判断することから、あなたの、そして私の苦しみが始まるわけです。もちろんそれに先立ち、いやな発言があり、いやな発言が耳に入り、それに嫌悪が生じ、その発言やいやな人を避けようという情動が起こり、最終的に、この人は嫌だと判断が下されるのですが。

だから、可能ならいやな人とは会わないようにしていればよいのです。そうもいかないなら、それはそれとして判断を加えないで聞き流すようにしたらよいと思います。聞き流せば、判断することはなくなりますから。

そんなこと出来るわけがない、とおっしゃるかもしれません。しかし、徐々にできるようになってきます。

そのためには、1.普段から心のゆとりを持つように心がける。2.相手の心理を知る、が必要です。悪質な人は、私を潰してやろうとしてきます。そんなときの手口みたいなものはだいたい決まっています。相手の気持ちややり口が分かれば慌てないで対処できます。あるお寺の奥さんはたいへん深刻な被害を受けました。それをそこのお寺のご住職から伺い、こんなやり口があるのだと予備知識を得ることができましたので、壊れないで生きていけています。

あなたの場合は、ここまで深刻ではないように思います。平静に、落ち着いて対処なさることで乗り越えられるものと思います。人間として成長できるチャンスだと積極的に捉えてみてください。

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有り難し
おきもち

私はお坊さんといっても、ひと様に何か答えらしいものを提示できるような立派な...
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質問者からのお礼

藤岡俊彦様

お礼が大変遅くなり申し訳ございません。
藤岡様も私と同じ問題に悩んでいらっしゃるのですね。
お坊さんという立場上、いろんな人と会わなきゃいけなくて、選り好みできない。簡単に避けるわけにも、喧嘩するわけにも、話さないわけにもいきませんよね。
酷いことも言われるのはとてもお辛いですね。それでもお坊さんを続けられていて、とても尊敬します。
あるお寺の奥様はたいへん深刻な被害を受けたこと、とても悲しくお辛い思いをされましたね。

私は、また人間関係でトラブルがあり
友達から酷い言葉を言われました。
カッとなり冷静さを崩しそうになりましたが、深呼吸して距離を置くことを伝え離れました。今後もまたトラブルがあるかもしれません。私にはまだまだ平静に落ち着いて対処できる力が足りません。聞き流したり、その人の心理を知る力が足りません。辛い経験は本当に心が痛いです。
だけど、藤岡様の話をきいて、
成長できるチャンスだと思い、
ひとつひとつ乗り越えてゆけたらと思いました。
藤岡様のお言葉とても心に響きました。
ありがとうございました。
これからも応援しています。

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