息子への対応
25歳の息子が自殺未遂をしました。仕事へのプレッシャーと体調の悪さが重なり遺書を残し自宅で首を吊ろうとしました。
2回試したが苦しく死にきれずそのまま自宅から居なくなり警察に捜査願いを出したり友達や職場の店長にも協力していただき見つかりました。
誰にも相談出来ず、ずっと苦しかったみたいで親としても気付いてあげる事が出来ませんでした。
職場はずっと待ってるからゆっくり考えて戻るなら戻って来れば良い。違う道を見つけてもずっと支えていくと言ってくれています。
食事も取り、友達と遊びに行ったり、店長とも交流していますがだいたいは毎日オンラインゲームをして昼夜逆転のような生活を続けています。
もうすぐ1か月です。病院には行っていません。
店長にはもう2度とこの様な事をしないと誓ったようですが、母親としてはご飯を食べさせて何も聞かず変わらない態度で接するだけで…ただこのままで良いのか?どんな声かけをすれば良いのか悩んでいます。主人は少し話をしたくらいで〜子供を信じてただ動き出すのを待てば良いのでしょうか?ずっとこのままゲームとしか向き合わない生活になるのではと不安です。
店長から周りがゆっくり考えたらいい〜ゆっくりすれば良いと言ってくれるけどゆっくりってどれだけがゆっくりなんやろうと本人が言ってました。僕からは焦らず今は考える時やなと返しましたと報告がありました。
息子は迎えてくれる職場や友人に恵まれて幸せだと思います。早く立ち直り前に進んで欲しいと願うばかりですが親としては、どう対応すれば良いのでしょうか?アドバイスよろしくお願いします。
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対策あってこそ改善あり
こんにちは、初めまして。
あなたの一助となれればと思っていますが、まずお断りをしておきます。
「自殺未遂」の原因になった「仕事へのプレッシャーと体調の悪さ」が具体的ではありません。長時間労働・過労による職場環境的なものか、そもそも緊張を常に強いられる職業なのか、あるいは一般的にはそれほど過酷な業務ではないが本人が「プレッシャー」を感じやすいのか、また身体的な「体調の悪さ」か、もともと精神的なものを抱えていたのか、です。これらのことが今ひとつわからないので、コメントして当を得ていない可能性があることはご了承下さい。
「店長」さんが寛大な対処をしてくれるのは有り難いですね。
「違う道を見つけてもずっと支えていくと言ってくれています」とのことですが、その職場、お店に戻らず、自分の監督範囲を超えてもずっと元店員である息子さんを支え続けてくれるというのはかなりの人徳者なのでしょう。
気になったのは、「病院には行っていません」というところです。希死念慮があり、かつ 「自殺未遂」までしているのに実質外部的なサポートがないというのは、少なからず心身の安定に不安が残ります。「誰にも相談出来ず、ずっと苦しかった」ということならば、自分の本音を親御さんに相談できない状態が今もって存続している、ということではないでしょうか。
「自殺未遂」直後は、ゆっくりするということも一つの方法だったかとは思います。ただ、「毎日オンラインゲームをして昼夜逆転のような生活」は、生活リズムが一般社会生活とは真反対状態の固定化につながると思います。ゆっくりしたから「自殺未遂」の原因が消えるのはではなく、対策をするから「自殺未遂」が防げるのだと思います。
このためには、まず親御さんと息子さんの一対一での交流が上手く行かない(本音が引き出せていない)のなら、病院を利用し服薬やカウンセラーなどを介して交流をスムーズにさせる。そして、段々と生活リズムを整えるようにし、朝日を浴びて起きるようにする(陽の光を浴びることは脳の神経伝達にいい影響があると聞いています)。長時間労働や緊張が続くことが原因ならば、適応障害の可能性だってあるでしょう。
対策あってこそ問題の改善あり、と私は思います。