飼っていた猫への後悔の気持ち
はじめまして。
今、後悔してもしきれない、飼い猫に対して、本当に申し訳ないと思う、絶望的な気持ちの中にいます。
昨日飼い猫が亡くなりました。
夫と知り合った時から夫が飼っていた、元野良猫でした。
今まで猫は飼ったことがなかったのですが元々猫が好きで、夫と結婚してからも、主に私がお世話をし、とても可愛がっていました。
猫と出会って3年程経ち、子どもが産まれました。
産まれてから半年は猫と子どもを離した方がいい、と知って、衛生面や抜け毛など細かいことが気になり、強迫性障害を発症し、その当時は猫に対する罪悪感と産後の精神不安で随分悩みました。
とりあえず、赤ちゃんの部屋を作り、そこに入れないということで落ち着いたのですが、その後も衛生面の不安をどうしても打破することが出来ず、それから死んでしまうまで、子どもが産まれる以前のような、どのお部屋も自由に歩き回れたり、一緒に寝たりということが出来ませんでした。
死んでしまった恐らくの原因も、私がもっと猫のことをよく見て病院に連れていっていれば、その病気で死ぬことはなかったのではないか、と思えてなりません。
昨日の朝も、体調が急変してもう長くはないことが分かりながらも、夫に託して仕事にいきました。
今までの猫への仕打ちは勿論のこと、長くないことが分かっていながら、その最期の時でさえ、どうして抱っこしていてあげなかったのか。
到底許してもらえないことをして、今までごめんねと。せめて最期だけは、何も気にせず昔のように抱っこして、看取ってあげればよかった。
今までのことも、死ぬ瞬間の時のことも、死んでしまった後からでは何もかも遅すぎるし自業自得なのですが、死んでしまってから、昔の思い出や死の瞬間の対応の後悔で涙が止まりません。
いつもぴったりくっついて、後を付いてきて、自ら抱っこをせがむような、とてもいい子だったのに…本当にごめんなさい。
明後日火葬をします。それまで猫に出来ることはありますか?また見送った後も、この子がお空で幸せになれるために私に出来ることはありますか?
厳しいご意見でもお叱りでも頂ければ有難いです。どうぞ宜しくお願い致します。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
その子との絆
拝読させて頂きました。
大切な飼い猫の子がお亡くなりになりあなたはとても悲しい思いをなさっていらっしゃるのですね、そして生前中のことを思い返して深く後悔なさっておられることを読ませて頂きました。様々ないきさつもあったことでしょう。あなたのその思いを心よりお察しします。
その子が仏様に救われます様心を込めて仏様にお願いさせて頂きご供養させて頂きます。南無阿弥陀仏なむあみだぶつ
その子は速やかに仏様のお導きを受けて沢山の方々から優しく迎えられて心から安心するでしょう。そして皆さんと一緒に仲良く円満にご成仏なさり、これからもあなたやご家族の皆さんをいつもいつも優しく見守っていて下さいます。
その子に心から手を合わせご供養なさりながら、あなたもご出産やお子様を育てることで様々あったことでしょうけれどその思いも含めてその子に心からあなたのお気持ちをお伝えなさってみて下さいね。
その子は必ずあなたのその思いを余すことなく受けとめて下さり、あなたを優しく慰めて下さいます。そしてあなたを包んで下さいます。
その子はあなたやご家族の皆さんと一緒に一生懸命に生き抜いて、皆さんと一緒に幸せな毎日を過ごしていかれたのでしょう。きっとその子はあなたやご家族の皆さんと一緒に過ごすことができたことを喜び感謝なさっているのではないでしょうか。
そしてこれからもその子はあなたやご家族の皆さんと一緒に家族の一員として生きていくのです。
いつの日かあなたがその天寿を全うなさる時にもその子はあなたを優しく迎えて下さいます、ご先祖様方と一緒にお迎えなさって下さいます。そしてあなたとその子は喜び合い分かち合うことでしょう。
あなたがこれからもその子とのご縁を大切になさり、ご家族の皆さんと一緒にお健やかに幸せに毎日を過ごしていかれます様にと心よりその子にお祈りさせて頂きます。あなたとその子はこれからも絆でつながっているのですからね。
質問者からのお礼
ご回答、ありがとうございます。
厳しいご批判を頂いても当然な私の行いに、優しく、温かい言葉をかけてくださり、また、私の猫の為に御供養下さって、感謝の気持ちで一杯です。
あの子は天国に行き、沢山の優しい方に囲まれて、幸せに過ごせるのですね。
それを聞いて大変安心しました。
とても優しくいい子でしたので、こんな仕打ちをした私にも、それを恨むような子じゃないよ…と主人が泣きながら言っていました。
お坊様がおっしゃる通り、あの子は私達を見守ってくださるのですね。本当に優しい子…。
もし私が死んで、あの子にまた会えるとしたら、それを励みに生きていきたいと思います。
毎日あの子のことを忘れず、ご飯をあげ、話しかけながら。
お坊様のお言葉に救われました。本当にありがとうございました。