障害者で孤独。自分に価値がない
はじめまして。
私は発達障害(コミュニケーション等に困難がある)で、現在障害者雇用で事務の仕事をしております。
仕事はなんとかこなせていますが、障害者雇用は給与水準が低く、手取りが13万。このままでは自立が難しいと考えています。
しかし、これまでの人生を振り返ると、集団に馴染めず要領も悪く、上手くいったことなど一度もありませんでした。一般枠で就労したところで、躓くのは目に見えています。
本当に、自分は何で生きているんだろう。恋人も友人もいません。家族とも上手くいきません。趣味はありますが、最近は何もかも憂鬱で、以前のような熱意が湧きません。
小学生の頃から、毎日死にたいと考えています。ですが自殺する勇気も持てず、ここまでずるずる生きてしまいました。
障害者で能力も人間的な魅力もない自分が嫌で仕方ないです。どうすればもっと楽に生きていけるのでしょうか。
まとまりのない文章で申し訳ございません。何かアドバイスを頂けると幸いです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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加点法
こんにちは、初めまして。
「自分に価値がない」と、お悩みのご様子です。
私は、あなたの文章を読んで、減点法の考え方だなと思いました。
あなたには、「事務の仕事」がある。
けれども、「給与水準が低く」「自立が難し」く、「一般枠で就労したところで、躓く」から「障害者雇用」の現状しかない。
あなたは、「趣味」がある。
でも、「何もかも憂鬱で、以前のような熱意が湧」かない、から生きる糧として感じられない。
100点がある。
しかし、減点項目が多ければ多いほど、0点に近づく。
採点の方式が厳しければ厳しいほど、減点の割合は大きくなる。
「自分に価値がない」というのは、あなたがあなた自身で0点にしているのではないでしょうか。
0点がある。
でも、一つの条件を満たすだけで100点になる。
仕事がある、100点。
趣味がある、200点。
加点していけば、あなたの点数は何点になりますか。
その点数は、人と比べる点数ではありません。
あなたがあなたで決める絶対的点数です。
自分の現実を、幸せな現実と感じられる人には、自然と人間のご縁は出来ていくと思いますよ。微笑む人に人は親しみを持ちます。そして、内面が充実した人は、人にも認められ、必要とされる実感を段々と持てていくはずです。あなたの「価値」は、あなただけで決まるものではないですから。
質問者からのお礼
加点法、眼から鱗でした。
今までそのような考え方をしたことがありませんでしたので時間はかかりそうですが、少しずつ自分の生活に取り入れてみたいと思います。
ありがとうございました。