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心と体

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心を変えたことによって身体が変わった経験などありますか?
例えば
二人一組になって片方が2回持ち上げる
もう片方が1回目は体を岩のイメージ
2回目を体を綿のイメージをすることで
持ち上げる人の感覚が変わる
ようなことを目の当たりにして、体験して
心を変えることによって体や人生変わるじゃないかって思いました。
何か体験や知恵があれば教えていただけないでしょうか。

2024年9月5日 22:45

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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

心と身体の相互作用

大変興味深い相談をありがとうございます。

心を変えることで身体が変わる、という考えは「心身一如」という考えがあてはまりますね。
仏教や他の哲学、現代心理学でも共通するテーマです。

少し、仏教的な考えからはずれてしまうかもしれませんが、心理学的に考えると脳は現実と想像の区別があまり得意でないと言われていて、頭で強く想像することが実際に体の反応や感覚に影響を与えることがあり、この「思い込みの力」は、プラシーボ効果のように、単なる信念や意識の変化が体の変化を引き起こす例として知られているそうです。

またスピリチュアル的な考えで言えば、私たちの意識や思考はエネルギーを生み出し、そのエネルギーが体や周囲の環境に影響を与えると考えられています。

実際に、スポーツや身体的なパフォーマンスにおいても、集中力やメンタルの持ち方を変えることで結果が劇的に変わることがあり、その実践者は、「意識を持ってエネルギーを導く」と表現します。私たちが持っているイメージや思考が、そのまま体のエネルギーの流れに影響を与えると言っています。

私自身は、どちらも正しく、「心と身体の相互作用」について同じことを言っているのだなと思っています。

さらに面白いのが、果たして心が変わるから身体がかわるのか、身体が変わったから心が変わったのか、どっちが先に変わったのか問題です。

とある実験で実際に、脳に電極を着けて計測をしたところ、
①筋肉が準備を始める
②脳みそが「ほっぺたを掻きたいなー」と思う。
という順番になったそうです。
つまり、ほっぺたを掻きたいなーと思う数秒前にすでにほっぺたを掻く準備が、右手上腕部部門では始まっていたということらしいのです、不思議ですよね。

そこで思うのは、この考え方が正しいと決めつけてしまうと、変われるきっかけが少なくなってしまうように思います「心も身体もお互いに関係しあっているからこそ」だちらかを変えていけば、必ずもう方一歩も変わっていくので、自分自身がやりやすい方法でよいのではないでしょうか?

2024年9月6日 13:50
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有り難し
おきもち

身・口・意の三業

身(動作)・口(言葉)・意(意識)の三業は密接に関連していますからね。
顔の筋肉を笑顔の形にするだけで脳が楽しい気分になるとかも聞きます。
梅干しやレモンの味を思い出すだけで唾液が多く出たりもします。
重い物を持ち上げるときに「ヨイショ!」とか声を出すのは、脳に一瞬疲れを忘れさせて筋力のリミッターを外す効果があるそうですね。
また、家事なんかやるときに「面倒くさいな、早く終わらせたいな」とイライラしながらやると苦痛な時間だが、好きな歌を口ずさみながら手を動かせば楽しいカラオケタイムになります。
毎日の家事や仕事を楽しい気分でやるのか、「なんで私がこんなことをやらなきゃならないんだ」と怒りながらやるのかで、毎日続く人生のストレスは大違いですね。
身体で合掌や印を結んだり礼拝したり数珠を繰ったりして、口で念仏や真言やお経を唱え、意識で仏様や仏の教えを念じる。
三業のどれか1つをスイッチにしてあとの2つも仏教修行者モード(菩薩モード)に素早く切り替えることが可能です。
仏教は悩み苦しみストレスを減らす思考回路ですから、口で念仏やお経を唱えるなどの簡単なスイッチで、心身のストレス軽減(脳ミソの分泌物の変化)につながると思います。

2024年9月6日 6:15
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有り難し
おきもち

がんよじょうし。浄土宗教師。「○誉」は浄土宗の戒名に特有の「誉号」です。四...
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