夫との別居に踏ん切れない
夫との別居を考えて1年くらい迷っています。
現時点では離婚までは考えておらず、ただ物理的に距離を置きたい、という意味です。
別居するなら実家に身を寄せる予定ですが、息子を父親から離すことと、転校を伴うのもあり、踏ん切れずにいます。(実家は飛行機で2時間の遠方です)
気持ちを整理するためのお言葉をいただければ、と思います。
夫:40代(無職・FX専業)
私:40代(自営業)
息子:小2
夫は2年前に会社を辞めて今はFX専業投資家を自称しています。
しかし、退職前も含めてこの3年間、結果は惨憺たるもので、別の投資で過去に出した利益で損失を穴埋めしている状況です。穴埋めできているので、本人は損失を直視しようとしません。
せめて、安定収入を得た上でFXをしてほしい、と伝えても、絶対に再就職をしない、と言い張ります。夫の再就職については喧嘩になるため、今では話題にもしません。
私は自営業をしており、夫と一緒に事業を立ち上げることも考えましたが、夫をビジネスパートナーとして信用できません。今の彼は、周囲との人間関係を悪化させてしまうからです(自分の実家族に暴言を吐き、疎遠になった。私の税理士に対して横柄な態度を取る。気に入らない会社には延々とクレーム電話を入れる)
結婚した頃と人柄が変わってしまったようなのです。
普段は穏やかですが、月に1〜2回、特に大きな損失を出した日は、落ち込みがひどくて「死にたい」と言うか、イライラして私や息子に八つ当たりします。
八つ当たりされるのが嫌で、私が外に長時間出ていると、「どこに行っていた?」と問い詰められます。運転も荒くなり、窓を開けて通行人に怒鳴ることもあります。
こんな夫と一日中、ずっと同じ家にいるので、私は疲弊しています。
最近、心療内科に行き、適応障害と言われて別居を勧められました。
夫も心療内科に行く必要があるように見えますが、本人は拒否します。
頭では、別居したい、自分が壊れる前に別居すべき、と思うのです。が、普段の穏やかな夫を見ると、なかなか踏ん切りがつきません。実家が遠方で、別居すると色々なことが雪崩を打って壊れそうな不安もあります。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
子供さんを第一に考える
こんにちは、初めまして。
「別居」に伴って、「気持ちを整理」したいとのこと。
私も「別居」すべきだと思いました。
基本的には、勿論家族全体の幸福を考えるべきです。
しかし、ご主人が心療内科への行くことの拒否、気分転換さえも許さない束縛、収入安定の見直し拒否、「暴言」「横柄な態度」を見直さない等々(プロフィールにはこの他にも)の理由があるところをみると、これはその基本通りには行かないようです。
また、ご主人がアドバイスを聞き入れない、省みない、話し合えない状態であることも基本通りにいかない理由です。
ことここに至っては、幸福の優先順位を決めるべきでしょう。
第一に子供、第二にあなた、第三にご主人の順です。
「普段の穏やかな夫を見ると、なかなか踏ん切りがつきません」とありますが、これはなるべく早く別居への行動を移すべきかと思います。何故なら、あなたは「適応障害」と診断されているからです。この障害は、後にうつ病へと発展することもあると聞いています。もし、その段階に至ると、子供の衣食住の世話、安定した心の拠り所である親としてのあなたを維持することはより困難になるでしょう。
「息子を父親から離すことと、転校を伴う」というマイナス面はありましょうが、心身の現状はいつまでも維持できないことを考え、行動の基礎に置くべきかと思います。
あなたが心身のバランスを今、失ってしまったら、子供さんをご主人に見てもらうようになりませんか。むしろ、そうでない未来の方(あなたと一緒の方)が子供さんにとって有益だと思います。
子供さんを第一、そしてあなたを第二に考えることが別居の決断には大切だろうと思いました。
追記
ご返信ありがとうございました。
お役に立てれば何よりです。
ご自身のペースで少しづつ整理をつけていってください。
また、ご相談ありましたら、お寄せください。
どうぞ御身お大事に。
質問者からのお礼
早々にご丁寧でわかりやすいお返事を有り難うございました。
何度も読み返し、涙が出てきました。
「子どもを第一に考える」とのお言葉をいただき、ハッとしました。
これまで、別居は夫を見捨てることにならないか?子どもに寂しい思いをさせないか?私がもう少し頑張れないか?という想いが払拭できずにいました。
しかし、私が壊れてしまっては、元も子もないですね。
私の両親と夫の兄夫婦(夫とは疎遠ですが、私とは連絡を取っています)は、夫の現状を知っているため、別居に理解を示してくれています。
あとは、私の決断だけ、です。
お言葉を支えにし、別居に向けて動くことにします。
背中を押してくださり、本当に感謝申し上げます。