苦難に負けたくない、勇気が欲しい
初めまして。私は昔から苦難が多く(長文で恐縮ですがプロフィールをご覧頂けると幸いです)、特に今年は大病や夫との不仲に悩まされ心が限界に近づいています。
この十年間苦難に身を置きながらも、毎回人生の局面において不思議と援助や心を支えてくださる方(職場の上司や学生時代の先生、医療従事者の方々)が現れてくださるお陰でなんとかここまで生かして頂きました。
その方々に感謝と同時に、自分の無力さやお役に立てない不甲斐なさ、自分は何もできない人間なのだと痛感してしまいます。
私にとっては死ぬよりも生きることの方が余程怖く、辛いものであり、何度ももう消えてしまいたいと思います。しかしその度に、今まで助けて下さった方々への申し訳なさと、それでも自分の人生に希望を見出したい気持ちで答えのない問答を繰り返し眠ることができず、夜明けが来るとホッとしてやっと眠ることができる生活を繰り返しています。
次から次へと押し寄せる苦難に立ち向かうための勇気が欲しいです。負けたくない、苦難に抗って生きるための力が欲しいです。この辛く苦しい現状、挫折から立ち上がり前を向くための考え方や助言を頂けませんでしょうか。お忙しい中恐縮ですが宜しくお願い申し上げます。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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意地
"負けたくない、苦難に抗って生きるための力"
必ずしも勝たんでいい。
でも絶対に負けるな。
負けを認めるまでは、負けじゃない。
今まで乗り越えてきた艱難辛苦は、のちに誰かに語ってやる為の大事な経験。これから直面する櫛風沐雨は、のちに誰かを育てる大切な栄養。人一倍苦労が多いのは、それだけ神仏からの期待が大きいのかもしれない。苛め鍛え抜かれたあなたにしかできない重大な御役目が、この先きっと待っているんだろう。
まだ見ぬ誰かのために、今ケツを割るわけにはいかないんだ。
質問者からのお礼
転落院 様
力強く温かなお言葉を有難う御座います。噛み締めるように何度も読ませて頂きました。
大病や苦難の大きな波に飲まれ流されるように生きてきましたが、まだ負けてはいないぞと胸を張ってこれからを生きてみようと思います。
まだ見ぬ誰かの為に、そしてなにより自分の幸せな未来の為に、白旗だけは上げず自分に出来ることを模索します。
転落院様にもたくさんの幸せが訪れますよう微弱ながらお祈り申し上げております。本当に有難う御座いました。