回答 2
有り難し 4630代男性です。
ご相談をさせてください。二股を解消したく思い悩んでいます。相手のＡ子さんとは2年間ほど同棲をしており、婚約をしています。年齢も近く、ありのままの自分を受け入れてくれますが、同棲期間を含めてお付き合いが長く、空気のような存在です。身体の関係も全くありません。出産をしたいので、早く入籍をしたいという彼女の思いに対して、わたしはこれまで決断ができずにきました。そのことが彼女の不安を煽り、会話も少なく、単なる同居人のような生活を送ってきました。一方、B子さんとは1年ほど前に出会い、笑顔の絶えない家庭的な女性です。若い彼女と過ごしていると、平凡な毎日が明るく楽しい生活となります。年齢差もあるのか、可愛くて仕方がなく、自分にできることはなんでもしてあげたい、気に入らないことがあっても許せてしまいます。身体の相性もよく、喧嘩もありません。
そんなふたりの女性の想いを裏切る行動を深く後悔しています。自分自身の人間性を改め、この関係に結論を出そうと思います。
年齢的な部分で時間を奪った責任をとらなくてはいけない。着飾ることなく、ありのままの自分で時を過ごせるＡ子さんか。
屈託のない笑顔で常に生活を明るく照らしてくれる、可愛くて仕方のないB子さんか。
そのどちらでもないのか。
自分自身の心の整理のつけ方、人生の改め方など、ご意見をお聞かせください。
お坊さんからの回答 2件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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こんにちは。
「自分自身の心の整理のつけ方、人生の改め方など」についてのお尋ねです。ただ、その前にあなたが言っているように「ふたりの女性の想いを裏切る行動」、A子さん・B子さんに共通して「時間を奪った責任」に向き合う必要があるでしょう。
あなたは、「二股」という二人の女性の人生を秘密裡に両天秤にかけたという「裏切」りの「責任」があります。その少なからず迷惑をかけた側が「この関係に結論を出そう」、「Ａ子さんか」「B子さんか」という選択権があると思っていること自体がおかしい事だと思います。二人にまず事実を告げて、二人にまず判断してもらう。むしろ、あなたは迷惑を被った側から選択される側、選択してもらう側でしょう。二人共に選んでもらえない可能性だってあるのですから。
「人生の改め方」を問うなら、自分に選択権がある、というその姿勢から先ず見直すべきではありませんか。
そもそも、どんなに「責任」を取ろうとしてもとれるものではありません。二者の内、一者には絶望を与えるということしか出来ないのですから。「責任」を取った側の女性にも、結婚後にも不審を招きやすくする要因を作ったという意味では、こちらにも継続した苦しみを与える可能性があります。このハスノハでも、結婚前後の不貞等は夫婦不和の原因になることは今まで沢山目にしています。
あなたは、それだけ他者の人生に深い影を落とす業（行い）を為したのです。
その重い事実に思いを致すべきでしょう。
人間は、煩悩という自己中心の心で生きています。
自分の思い通りにする、それが至上命題のように。
しかし、それはしばしば他者の不幸の上に成り立ちます。
「人生の改め方」を本気で問いたいのなら、煩悩と向き合うべく自分の縁のある宗派の法話や書籍などに触れるべきでしょう（あなたの宗旨が分からないので詳しくはこれ以上言えません）。
拝読させて頂きました。
私もあなたがそのお二人にありのまま素直に今までのことも含めてご説明すること、そして自分のしたこと相手の方になさったことを素直に反省して謝ることが先決かと思います。
どうしてもしこりは残ります。
それぞれの方に少なからず心の傷を残すことになるでしょう。あなた自身はそのことに素直に向き合いそれぞれの方のお話を聞いてみて受けとめていくことが必要です。
どうか自分をごまかさず言い訳せずに素直に謝って下さいね。
それぞれの方に未来があるのですからね。
それぞれの方がこれからの未来を心から幸せに生きていかれますようにと心よりお祈りさせて頂きます。
釋悠水様、
ご回答誠にありがとうございます。
>あなたに選択権はありません
仰せのとおりですね。姿勢を正し、ふたりの女性に深く謝罪し、真摯にその責任に向き合うことから罪を償っていきたいと思います。
Kousyo Kuuyo Azuma様、
ご回答誠にありがとうございます。
ふたりの女性のこれからの幸せを心から祈り、わたしは悔やみ、素直に謝ることに徹したいと思います。
