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浮気の罪の償い方

回答数回答 2
有り難し有り難し 16

私は結婚1年目で夫以外の男性と関係を持ってしまいました。
他県から引っ越してきて新しく務めた会社で受けたパワハラによる鬱病、結婚して直ぐのセックスレス、夫の帰りが遅い…どれも不倫の正当な理由になりません。しかし、当時はとても寂しく、視野が狭く誰からも相手にされていない事への恐怖と孤独に押しつぶされそうでした。
今は夫から離婚宣言、関係修復は不可能と言われています。まだ夫のことを愛しております。
問題と向き合う覚悟があります。家族の為に変わる努力をします。罪と向き合いたいです。心から罪を償いたいです。
どうすれば罪を償えますか?
どう償えば良いか教えていただければ幸いです。

2023年8月11日 18:36

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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

拝読させて頂きました。
あなたが今とても辛い立場や思いを抱えておられることを読ませて頂きました。あなたのその辛いお気持ち心よりお察しします。
先ずあなた自身の心をいたわってあげて下さい、あなた自身の心身をゆっくりと休めて疲れや傷ついた心も癒やしてあげて下さい。そしてあなたの心身を回復なさって下さいね。
その上であなた自身や夫さんにしっかりと素直なお気持ちでお向き合いなさって下さいね。夫さんとの今までのことや夫婦生活そしてお勤め先での大変なことも含めて落ち着いてしっかりとお向き合いなさっていきましょう。
あなたが犯したあやまちについても決して逃げることなくお向き合いなさっていきましょう。
そうしてお二人で向き合いながらどうするのかが望ましいのか、どのしていけばいいのかを冷静に検討なさりご選択なさって下さいね。
あなたの未来も東堂のですし、夫さんの未来も尊いのです。双方大切な人生ですからね。あわてないでしっかりと判断なさって頂きこれからの未来に歩み出していきましょう。
あなたや夫さんがこれからの未来を心から充実なさって大切な方々と一緒に心から幸せに生き抜いていかれます様に切に祈っております。そして心より応援しておりますね。どうか自分自身をいたわり大切になさって下さいね。

2023年8月11日 21:48
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有り難し
おきもち

個別相談可能
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラーメンが有名な処です。)これからも皆様のご質問に対して誠心誠意回答させて頂きたいと存じます。まだまだ修行中の身ですので至らぬ点あろうかとは存じますが共に精進して参りましょうね。お寺にもお気軽に遊びに来てください。
ご相談は朝から午後5時まで受け付けております。 人間関係や恋愛のお悩み、自殺願望、大切な方の死に直面した苦しみなど、どんな内容でも構いません。一人で抱え込まずに、ぜひお辛いお気持ちを吐き出してください。 仏様や神様、ご先祖様は、いつもあなたを見守り、聞いてくださっています。あなたが少しでも穏やかな気持ちになれるお手伝いをさせていただきます。

「償い」は相手とあなたの問題

「償い」と「罪の報い」がありますね。
「罪の報い」は、今あなたが苦しんでいるので、すでに充分に報いを受けています。
「償い」は、償うべき相手(夫)とあなたの間の問題です。
離婚や慰謝料など、夫から償い(対応)を求められているなら、それに応じるもよし、求められている償いが過大だと感じるなら弁護士や裁判所に相談するもよし、です。
とにかく、被害者である夫との間で一応の納得(示談)が成立すれば、償いは終わりです。
ただし、償いと、相手が離婚したいこととはまた別問題かもしれません。
あなたに対する愛情が冷めたから離婚したいことと、あなたに対する憎しみが冷めていない(償いに納得していない)は別問題。
償いが終わっても、夫の愛情が復活しなければ離婚はやむを得ないでしょう。
なお、仏様はどんな悪人や罪人でも許し、救ってくださいます。
南無阿弥陀仏と念仏を称(とな)えれば、償いが終わってなくても極楽浄土に往生できます。

2023年8月12日 8:17
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有り難し
おきもち

がんよじょうし。浄土宗教師。「○誉」は浄土宗の戒名に特有の「誉号」です。四十代男。 仏教は、悩み苦しみを制御したり消したりするための教えです。まだまだ未熟者の凡夫ですがよろしくお願いします。

質問者からのお礼

お優しい返答をありがとうございます。まずは自分と向き合って、問題と向き合って、夫と自分の未来の為にどうすれば良いか考えようと思います。
夫の考えを尊重し、前向きに行動してみます。

償いについて明確に回答していただきありがとうございます。
確かに罪を償う事と離婚を回避する事は別問題であり、夫にまたやり直したいという気持ちがなければお互いに歩み寄らないことを知ることが出来ました。
これからも犯した過ちと向き合い、悔い改め、お互いにとって最善の道を探していきたいと思います。

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