人を傷つけてしまった
相談を見ていただいてありがとうございます。
私は看護師をしていますが、患者さんやスタッフとの関わり方に悩んでいます。私は些細なことにイライラして強い言い方をしてしまいます。患者さんの対応をしている中で余裕がない時そうなってしまいます。「もー!他の患者さんも呼んでいるのに、他にしなくてはいけないこともあるのに!」と怒ってしまいます。大人なのになさけないです。
また、先日仕事についてスタッフへアドバイスをしたつもりが言い方が悪かったのか、相手がひどく落ち込み泣いてしまいました。自分は教えてあげたつもりでも言い方がきつかったのだと思います。いらいらすると感情をコントロールできない自分に嫌気がさします。
最近は特に思いやりを忘れてしまっています。傲慢な考え方をしてしまい、このままではいけないと思いながらも、同じミスをしてしまいます。やはり、看護師に向いてないなと思うと同時に、同じミスをするなんて、情けないと落ち込みます。馬鹿ですね。
何か感情をコントロールする考え方、相手の立場に立つ考え方、また人に物事を伝える際にうまく伝えられる方法はありますか?
よろしくお願いいたします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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限界点を知ること
拝読させて頂きました。
あなたが感情的になってしまって患者さんや同僚の方にもキツイ言い方をしてしまって相手を傷つけてしまったことを悔やんでおられることを読ませて頂きました。そして自分のこおを情けないと落ち込んでしまっていること読ませて頂きました。あなたのお気持ちよくわかります。あなたのその思いをお察しします。
感情的になってしまうのはそれだけ自分に余裕がないからです。肉体的にも精神的にも余裕がなくて追い込まれてしまっていますからついつい人にその追い込まれてしまった感情をぶつけてしまうのです。つまり心も身体もキャパシティオーバーしているからです。それはあなただけではありません。誰しもが追い込まれてしまいますと自分のことをコントロールできなくなってしまい限界点に達しているのですからね。
ですからそのような限界がある、キャパシティのある自分がいることをしっかりと知ること、認識することが大事かとも思います。
私達は独りで何でもできません、逆に周りの方々と力を合わせて助け合いながらいきているのですからね。そういう視点から見てみてはいかがでしょう。
医療についても患者さんが回復していくには本人の治癒能力が先ず第一にありそれを医療はサポートしていい方に導いているのです。医療に携わる方々はチームワークを大事にして同じ目標に向かって患者さんが回復してい為に頑張っているのでしょうからね。
ですから私が俺がという限界点を超えていく為にはあえて自分自身の今の限界点を知ることです。少しでもイライラしたり感情的になったりするその時点が今の自分の心の限界点です。
いかがでしたでしょうか?
ちょっと見つめ直してみて下さいね。
あなたを心から応援していますね。どうか体調気をつけてがんばってくださいね!