過去の過ちに対する罪悪感。
はじめまして。晴れといいます。
自分の過去の過ちに罪悪感を感じ押し潰され泣いてしまう毎日です。同じような悩みを持っている方はいるのかと色々検索したところhasunohaに出会いました。
同じような経験された方の質問や、お坊様の回答もたくさん読みましたが、私もお言葉を貰いたくコメントさせていただきました。
私は結婚している身でありながら、過去に数ヶ月間特定の方と不貞行為に及んでしまったことがあります。その時はとても未熟であまり深く考えず、一時の遊びという感じでした。
そのお相手には深い恋愛感情もなく、このままではダメだと思い1年ほど前に私から関係を断ちました。
その後にとてつもなく罪悪感に襲われとてもとても反省しました。もう一生絶対にこんなことはしない。私の命が終わるまで旦那を愛し続けると誓いました。
その時はとても落ち込み、旦那も元気がない心配してくれていました。いつまでも落ち込んでいられないし、旦那には言わず自分の心を奮い立たせ自分の中である程度消化し今まで過ごして来ました。
そして最近このご時世というのもあり、生活スタイルが変わったりして考える時間が出来てしまい、また罪悪感をぶり返すように思い出して押し潰されそうになっています。
もちろんこのことは旦那には話さず、墓場まで持っていくつもりです。
だけど、色々と考えが過ってしまいます。
・誰かがこのことを知って噂になったらどうしよう。ごく数名ですがこのことを知っている人はいます。その時は自分でも抱えきれず誰かに相談したかったという思いで信頼している人にしか自分からは話していません。
・過去のお相手の方と旦那は直接接点はありませんが、周り回ってもしバレたらどうしよう。など。
旦那はいつもとても私に優しく接してくれ、私のことを大事にしてくれています。こんなことをしておいて身勝手なのは承知ですが、失いたくありません。私の未熟さ弱さ故に招いてしまった事です。旦那に懺悔することも考えましたが、ここでの回答をたくさん読ませていただき、旦那にまで辛い思いをさせるわけにはいかないと思っています。
自業自得ですがもう今後一切こんなことはしないと言う誓いと、旦那に申し負けない気持ちでいっぱいです。
もう死んで詫びたいくらいの気持ちです。
こんな私に救いのお言葉をいただけませんでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
しらぬがほとけ
"失いたくありません"
"旦那に懺悔することも考えました"
あなたも大人なので多少の秘事があっても不思議ではありませんが、不貞の結果、あなたが捨てられるかどうかなど私には知ったこっちゃありません。しかし、旦那さんに懺悔することは絶対にダメだと思います。
もし噂が広まっても否定し続けてください。
万が一、証拠を突きつけられても徹底的にしらばっくれてください。
あなたが正直に非を認めれば、ある意味で、あなたはラクになってしまいます。咎人のあなたがラクになるのに、旦那さんには地獄の苦しみを与えることになり、結果としてあなたがちょっとスッキリするだけで、結局は誰も得をしません。心の底から反省し、二度と同じ過ちは繰り返さないと誓うのであれば、過去の事実はちゃんと墓場まで持っていくといいでしょう。
今後、あなたはしっかりと旦那さんを幸せにし、そしてあなたも旦那さんに幸せにしてもらってください。誰もが羨む団欒一家、おしどり夫婦、一方その裏で【良心の呵責】に苛まれ続ける、これはあなたが自分に課した人生の宿題なのだと思います。
<追記>
"こんな私を仏様は見守ってくださいますでしょうか"
ぶっちゃけた話、仏様は私たちがオタンチンである事なんかみそなわして(承知の上で)私たちと付き合ってくださっています。今後、仏様の御袖にひしとすがるのか、いらぬ世話だと払い退けて逃げ回るのかは、あなた次第なんですよー
仏様やご先祖様にお向き合いなさって
拝読させて頂きました。
あなたの行いや思いを読ませて頂きました。あなたのお気持ちを心よりお察しします。
私も転落院 師とほぼ同じ意見です。
あなた自身がなされたことから決して目を背けることなく心から反省なさって下さいね。
そして仏様やあなたのご先祖様方に心から告白なさり懺悔なさって下さい。仏様もご先祖様方もあなたのことをありのまま全て見守り続けていて下さいますし、あなたの思いを優しく受けとめて下さいます。
そしてこれからは二度とそのようなあやまちを犯さないようにと仏様やご先祖様方に心からお誓いなさって下さいね。あなたのお誓いを必ず受けとめて下さいますからね。そしてこれからの日々をどうかご主人様や周りの人達を大切になさり心清らかに誠実に生き抜いて下さいね。
あなたはいついかなる時でも仏様やご先祖様方や多くの方々に守られているのです。
再度拝読させて頂きました。
そうですね、きっといついかなる時でもご先祖様方や多くの方々があなたを優しく受け止め見守っていて下さいます。あなたがこれからもご主人様や皆さんとのご縁を大切になさり皆さんと一緒に心豊かに幸せに生き抜いていかれます様心よりご先祖様方に祈っていますね。
ご質問ありがとうございます。
懺悔偈(さんげげ)
我昔所造諸悪業(がしゃくしょぞうしょあくごう)皆由無始貪瞋痴(かいゆむしとんじんち)従身語意之所生(じゅうしんごいししょしょう)一切我今皆懺悔(いっさいがこんかいさんげ)
をゆっくりと仏様やご先祖様方にお向き合いなさりおとなえなさって、それから十念(南無阿弥陀仏なむあみだぶつ…を十回)おとなえします。その際にゆっくりとご自分の気持ちや行い思い返しながらしっかり仏様やご先祖様にありのまま素直にお伝えするのです。必ず仏様やご先祖様がその思いを受けとめて下さいます。あたたかいまなざしをあなたに向けて下さいます。そうしていくうちにあなたの中からいろんなものが出てくるでしょう。宜しければ毎朝ゆっくりおとなえなさって下さいね。
ちなみに懺悔偈の意味は
「私がはるか昔よりつくってきた悪業は、遠い過去からの貪(むさぼり)瞋(いかり)痴(おろかさ)によるものであり、私の身と口と心から出たものです。それら一切の罪を今ここに懺悔致します。」です。
どうか心を込めておとなえなさって下さいね。私も毎朝おとなえしております。至心合掌
質問者からのお礼
転落院様
こんなに早くコメントをいただけるとは思っていませんでした。日々お忙しい中私のために時間を使って考えていただき、ありがとうございます。罪を犯してしまったということの重大さを痛いほど感じております。転落院様のありがたいお言葉。私の胸にいろんな意味で刺さるものがあります。このお言葉を胸にこれからも生きていきます。今後決して旦那、それ以外の方にも口外せず何があっても墓場まで持っていきます。それが私の犯してしまった罪の償いということを強く胸に刻みます。おこがましいですが、こんな私を仏様は見守ってくださいますでしょうか。
Kousyo Kuuyo Azuma様
日々お忙しい中私のために時間を使っていただき、ありがとうございます。何度読ませていただいても涙が止まりません。そうですよね。私が犯してしまった罪は決して背をむけることの出来ないことであり、これからの人生でも深く反省を重ね生きていくつもりです。Kousyo Kuuyo Azuma様のお言葉をいただき、早速私のご先祖様の元へ足を運び手を合わせて参りました。道中自分の愚かさに涙が止まらず、お参りしている時も涙が溢れ出てしまいました。仏様に全て打ち明けました。もう絶対にこのようなことはしない、夫を支えて行くということ、清らかに生きて行きますということを伝えてまいりました。このような機会のきっかけを作っていただいたKousyo Kuuyo Azuma様にはとても感謝しております。本当にありがとうございました。
転落院様
追加のお返事ありがとうございます。そうなのですね。Kousyo Kuuyo Azuma様への返信にも書かせていただきましたが、ご先祖さまの元へ足を運びお参りをしてきました。今後も仏様、ご先祖様への感謝の気持ちを持ちながら日々過ごして行きたいと思っております。
Kousyo Kuuyo Azuma様
ありがとうございます。
これからも仏様やご先祖様に感謝をしながら、周りの人達を大切にし生きていきます。こんな私のためにお祈りしていただき、本当にありがとうございます。お経等について全く知識がないので失礼に当たったら申し訳ありません。Kousyo Kuuyo Azuma様がどなかかの質問に書いていらっしゃった懺悔文を最近拝見いたしました。毎日唱えようと思っているのですが、具体的にどのような順序で唱えれば良いのでしょうか?例えば、南無阿弥陀を何回唱えてから懺悔文を唱える。など。また、なかなか覚えられないので紙に書いて毎日読むなどの方法でも良いのでしょうか?
何度もすいません。お時間があればお答えいただけたら幸いです。
転落院様、Kousyo Kuuyo Azuma様私の質問に考え、回答して下さり本当にありがとうございました。昨日から何度も何度もお二方の回答を読ませていただき、尚更これからは善人として生きて行こうという決意でございます。他にも私の質問を読んでくださったお坊様がいらっしゃったら、ここでお礼申し上げさせていただきます。ありがとうございました。hasunohaに出会えて本当に良かったです。
Kousyo Kuuyo Azuma様
お礼が遅くなってしまい申し訳ありません。詳しく教えてくださってありがとうございます。懺悔の気持ちと同じ過ちは2度と繰り返さないと誓いながら、毎日心の中で唱えるようにしています。これからは家族や周りの方を大切にしながら、生きていきます。本当にありがとうございました。