自己肯定できる父とできない私の違いは?
AYM女性/30代
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有り難し 26
裕福な家系に生まれ、父も私も恵まれた環境で育ちました。しかし、考え方が全然違うのです。
例えば、金持ちってだけで悪口を言われたら、父は「こんな暮らしができることは一生ないんだから、それぐらい言わせてあげたらいい」と考え、私は「この家に生まれたくて生まれたんじゃないのに、なんでそんなこと言われないといけないの?」と考えてしまいます。
仕事の面では、父は「折角この家に生まれてお金があるんだから、定時に帰るし、出世しない」と断言しており、実際、退職して一、二年ほど遊んだ後、転職するといったことを何度も繰り返してます。一方、私は、みんなができることができない度に自分を恥ずかしく思います。
長くなりましたが、自分が生まれ育った環境を、父は受け入れて自分が楽できるように活かし、私は否定して普通になろうともがいているように感じます(本当は普通なんて存在しないのに)。
要するに、私はプライドが高く、自意識過剰なんです。
どうすれば自分を恥じず、父みたいに堂々と生きられるでしょうか。
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【かねてたのみおきつる妻子も財宝も】『御文』
【まことに死せんときは、かねてたのみおきつる妻子も財宝も、わが身には一つも、相添うことあるべからず】蓮如
お金を軽んずるつもりはありませんが、よくもよくも、まぁそんなアテにならぬ物を…
おたくら親子から見れば、貧乏人の僻みにしか聞こえないかもしれませんが、おたくら親子がステータスだと思っているものは、全部お釈迦さんが棄てていったものなんですよ。
何かのご参考になれば。
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