hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

自己肯定できる父とできない私の違いは?

回答数回答 1
有り難し有り難し 26

裕福な家系に生まれ、父も私も恵まれた環境で育ちました。しかし、考え方が全然違うのです。

例えば、金持ちってだけで悪口を言われたら、父は「こんな暮らしができることは一生ないんだから、それぐらい言わせてあげたらいい」と考え、私は「この家に生まれたくて生まれたんじゃないのに、なんでそんなこと言われないといけないの?」と考えてしまいます。
仕事の面では、父は「折角この家に生まれてお金があるんだから、定時に帰るし、出世しない」と断言しており、実際、退職して一、二年ほど遊んだ後、転職するといったことを何度も繰り返してます。一方、私は、みんなができることができない度に自分を恥ずかしく思います。

長くなりましたが、自分が生まれ育った環境を、父は受け入れて自分が楽できるように活かし、私は否定して普通になろうともがいているように感じます(本当は普通なんて存在しないのに)。
要するに、私はプライドが高く、自意識過剰なんです。

どうすれば自分を恥じず、父みたいに堂々と生きられるでしょうか。


この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

【かねてたのみおきつる妻子も財宝も】『御文』

【まことに死せんときは、かねてたのみおきつる妻子も財宝も、わが身には一つも、相添うことあるべからず】蓮如

お金を軽んずるつもりはありませんが、よくもよくも、まぁそんなアテにならぬ物を…

おたくら親子から見れば、貧乏人の僻みにしか聞こえないかもしれませんが、おたくら親子がステータスだと思っているものは、全部お釈迦さんが棄てていったものなんですよ。

何かのご参考になれば。

hasunoha.tenrakuin@gmail.com

{{count}}
有り難し
おきもち

【公認心理師】 【レンタルお坊さん】活動中。 とりあえず何でも相談して...
このお坊さんを応援する

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ