コロナが炙りだしたもの
回答 2
有り難し 38 「人間の良い部分と悪い部分」(目立つのは、悪い部分)
私は、これが、コロナによって、見事に炙りだされたと、感じています。
このhasunohaの問答を見ても、もともと人間(凡夫)とは、そういうものなのかもしれません。ただ、ここまで顕著ではなかったと、私は思います。
コロナ禍で、頑張っていたのに刀折れ矢尽きた人、心が壊れてしまった人たちも、じわじわと増えていますね。この点も、影響しているのでしょうか？
WHO(世界保健機関)の見解では、世界人口の70％がワクチンを接種しなければ、完全に抑え込めないのだとか。収束までには、まだまだ時間がかかりそうですね。
私は、今のところ、何とか理性を保ってはいます。ただ、どこまで持続可能かは、私にもわかりません。
回答僧の皆様は、このコロナ禍で、理性や自制心を、どう保持しておられるのでしょうか？
このhasunohaを、小学館集英社プロダクション発行の本で、知りました。(登録は2019年) かつては、列車で、各地(北海道を除く)を巡りました。 よろしくお願いいたします。
「安楽死所望」の一方で、心のどこかに「死」に対する恐怖心がある。 加齢とともに、親の二の舞を演じる場面が増え、無力感が募る。 受容できない自分を受容できない。
お坊さんからの回答 2件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
ご質問ありがとうございます。
私はなるべくお酒を飲まないようにして理性を保とうとしています。
お酒といってもアルコールのお酒だけではありません。
テレビやネットから溢れるほどに流れてくるコロナ関連の情報も含まれています。
多くの情報を朝から晩まで見ていたら何が正しくて何が間違いなのか迷いや苛立ちが生じますし、また情報を見ることによって自分の心に様々な喜怒哀楽の感情の波が押し寄せてきて溺れてしまいます。このような状態になることも酔った状態といえます。
お酒は酔わない程度に飲むように、コロナ関連の情報もニュースや新聞など必要最小限の情報だけ受け取り情報に酔わないように気をつけて、あとはマスク、手洗い、三密回避を日々実践しながら目の前の仕事や生活をすることが大切だと思います。
早くコロナが収まりますように。
ネット活用
2007年まで乗り鉄さま
疫病、災害、飢饉、戦争・・この度は、その人類の四大ストレスの一つでもある疫病・・
制約がかかる世界というのは、本当にストレスとなります。戦時中に比べればはるかにましなのであるでしょうが・・
これが複数同時に来れば・・と思うとぞっとしますが、歴史上を見ればそういう時代も・・
色々と工夫して乗り越えていくしかありませんが、ネット活用はやはり欠かせないものとなっているでしょうかね。。
拙生の場合は、もともと出不精で、引きこもりがちですので、その点はあまり変わりありませんが、何かコロナ禍で少しでも不安を和らげて頂けるように、祈願することを増やしたり、祈願の配れるお札を色々と作ったり、また、仏教の勉強で普段ではできないことを深く掘り下げてみたりなどしています。
こういう状況下であるから、hasunohaの回答もまた少しずつ頑張っていこうとも思っています。
本当は、SNSの活動も活発化させたかったのですが、コロナ禍の前にかなり縮小してしまったままで、諦めてしまっていますが、もっと積極的に活用もしたいですね。
やってみたいことのアイデアを温める、そういう期間にもしたいものです。
川口英俊 合掌
質問者からのお礼
三宅聖章様
「情報リテラシー」と言いますが、フェイクニュースに振り回されないよう、こちらも心してかからねばなりませんね。
川口英俊様
私は、アナログ人間なので、ネットを使いこなせていません。ただ、社会のデジタル化は、もはや不可避の情勢なので、スマホの操作も覚えていっている状況です。
お二人とも、ご多忙の折、回答して頂き、ありがとうございました。
