頭での理解と気持ちが伴わず苦しいです
新婚です。交際期間中は何事もなく人生で一番幸せな時間を過ごしておりました。
結婚後、旦那が実は数ヶ月前からトラブルを抱えていることがわかり、私自身の家族も巻き込んで乗り越えようと支えてきました。
何度も話し合い涙を交えて向き合ってきましたが、実は最後まで告白できなかった最も大きなトラブルが発覚し愕然としています。
旦那さんは弱い人間であることはわかっています。全て告白すると、私が離れていくことが怖かったといいますが、トラブルをあらかじめ教えてくれなかったことにショックを感じましたが、この期に及んでまだ隠してたのかと、ショックから立ち直れません。
今回のトラブルは私も含め、お互いの家族で協力して解決の糸口は見えてきましたが、自分の家族から、助ける条件として籍を抜くことと言われました。
離婚届を提出することには自分でも納得できていますが、正直離れたくありません。
旦那さんは、自分には何も言う権利はないので離婚も納得していますが、もう一度元の生活を取り戻したいのでこれからの生活で信頼を取り戻せるよう頑張るつもりのようです。
彼も私自身も、助かりがたいがゆえ、家族まで巻き込んでしまったことを深く反省し、一生背負わなくてはならない罪を背負ってしまったと思っております。
できることならば、一緒に悔いて前向きに頑張りたいのですが、私自身裏切られたこと、私の家族にも嘘をつかれてしまったことを許してはいけないと頭ではわかっています。
私としては、これから先は生活の拠点を離してお互い目の前の仕事や生活に集中しながらも、週に一度くらいは一緒の時間を過ごせたらと思っています。
ただ今の彼と完全に離れることなく、適度な距離で付き合うことは彼にとって良いことなのかもわかりません。
また、許してはいけない気持ちと一緒にいて支えになりたい気持ちと混同しており苦しいです。
弱い人間です。 きっと1人では生きていけないのだと思います。
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たい、よりもべきを優先すべき
こんにちは。
自分はすべきだと思っているか、したいと思っているか。
この、べき、たいを使って心の状態を整理することが大切だと思います。
今回の離婚に至ったご主人が抱える「トラブル」は、はっきり文面には書かれていませんが恐らく借金問題だろう(違っていたらごめんなさい)と想像します。あなたの「家族も巻き込んで乗り越えよう」とし、「何度も話し合い涙を交えて向き合って」きたのに、ご主人が「隠してた」「トラブル」がさらに発覚して、もう支えきれないという結論に至ったのだと思います。
あなたは家族から、「助ける条件として籍を抜くことと言われ」たのですね。しかし、「離婚届を提出することには自分でも納得できていますが、正直離れたくありません」ということが本音である。 また、「許してはいけない気持ちと一緒にいて支えになりたい気持ちと混同しており苦しい」とも言っています。
「納得」すべき、と「納得」したくない。
「許」さないべき、「許」したいという気持ち。
あなたはきっと情の深い人だから、またご主人との絆を大切にする人だからそう苦しむのでしょう。お気持ちは分かります。
しかし、第三者から見て思うのは、借金グセは容易に治らないということです。そして、その容易に治らないことに一生引きづられ、疲弊していくことが多いのが現実だと思います。ご家族が、「籍を抜く」ことをあなたに条件としているのは、同様のことを危惧しているからでしょう。
だから今回は、たい、よりもべきを優先すべきです。
心に敢えて逆らうことが、最良の選択である場合がある、それが今回のことだと思います。
重々おわかりのことだと思いますが、少しづつ腑に落ちていっていただければと思います。お大事に。