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故人に貸してたものを変えしてもらいたい

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有り難し有り難し 16

先日、親友がこの世を去りました。
学生時代からの付き合いで、今年で23年の付き合いでした。

その親友に、半年ほど前にゲーム機を貸したまま亡くなりました。

可能であれば返してもらいたいとは思うのですが、故人の家族の連絡先を知らないのと、亡くなって直ぐに返してほしいとは言いづらいです。

こういった場合、故人実家に電話しようと思うのですが、亡くなってから何日くらい経過したら電話してもいいとかあったりしますか?

また、返してほしいと伝える際に気を付けるべきことはなにかありますか?


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お坊さんからの回答 1件

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確かに言い出しにくいですが…

ご相談拝読しました。ご親友のご命終に謹んでお悔やみ申し上げます。

確かに言い出しにくい面があるのでしょうが、貸していたものなのですから返していただきましょう。

ご親友とのことですから通夜葬儀には参列されたのでしょうか?まあそうであってもなくても「あらためて弔問に伺いたい」とか「線香を上げさせていただきたい」と事前に連絡をとって伺うといいでしょう。

先方も初七日法要(ご命日も入れて七日目の法要)が済んでいれば少し落ち着いていることと思います。

そうはいってもまだまだ深い悲しみの中にいるでしょうから配慮はしたいものですね。
「返して欲しい」旨を前面にだすのでなく、まずは故人との思い出話を述べ、その中でゲームの話にさりげなく移行できれば良いでしょうか…。

「返してもらいにいく」というより、あくまでも「あらためてお弔いにいく」、そのついでに「返してもらう」というスタンスでいれば言動の端々にも配慮が出やすいかなと思います。

お花やお供え(果物やお菓子)を持参するとより丁寧でしょうね。しっかり手を合わせてきてください。

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はじめまして。北海道の片田舎の農村のお寺で住職をしております。 人生経験も仏法聴聞も、まだまだ未熟な私ではありますが、皆様のお悩みに対し真摯に向き合い、共に悩み共に考えたいと思います。 お話しする内容は「こたえ」ではありません。仏法を聞いてもお金が儲かるわけでも、人間関係に恵まれるわけでも、病気が治るわけでも、何ものにも左右されない心の持ち様が手に入るわけでもありません。 仏法の救いとは悩みが私の思い通りに解決することでなく、どんな悩みも私の現実として引き受けて、悩みながらも生きていけることだと私はいただいております。 悩みを救う(解決する)のではなく、悩む人を救う(悩む私という存在を引き受けていける)のです。 「こたえ」ではなく、「問い」を共有することで、悩み苦しみを引き受けて生きていける一助となれれば幸いです。 【回答について】 後から読み返し、誤字脱字に気づいた際は訂正を入れます。訂正ではなく、お礼コメントへの返信のため追記する場合はタイトルに〔追記あり〕と記載します。 なお、タイトルも本文も字数制限があるため際限なく追記できないこともご承知おきを。
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